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この世の楽園 (ガッシュ文庫)この世の楽園 (ガッシュ文庫)
綺月 陣

海王社 2008-11-28
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ボーイズラブ・レビュー


綺月 陣さんは、私の中ではゲテモノボーイズラブの代名詞みたいなイメージの作家さんです。
真っ正面から犬×受とかやってくれちゃうんだから、あながち間違いでもないと思います。

この作品は、表紙が激しく自己主張しておりました。

「これ、3Pだからその辺ヨロシク!」


というわけで、正真正銘の3P作品です。
しかもさらに近親相○がプラスされるというスパイスの効かせっぷり。
やー、どっちか片方でもたいがい濃いと思うんですけどね~!
至れり尽くせりのサービス精神です。


以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
桂城バンク勤務の蔵野悠介はある日突然、グループ総裁子息・聖也の「教育係」に任命される。大学生の聖也は純粋で美しい青年だが、あまりに高慢だった。これまで冷静沈着を貫いてきた悠介も一筋縄ではいかない聖也に手を焼き、その境遇に耐え切れず苦手な弟・賢司にこの仕事を押し付けようと助けを求めた。しかし自由奔放な賢司はそれを楽しんで受け入れ、悠介の神経を逆撫でする。結局、兄弟で聖也の「教育」をすることになったのだが、聖也を手懐ける賢司に嫉姑した悠介は…。

とりあえず、いくら新しい上司だからといって初対面でいきなり這いつくばって靴を磨けと言われたら、血管の2,3本は切れると思います。
あげく、

「勘違いするな、奴隷ふぜいが」

などと罵倒された日には、即座に理性とさよならできそうですね。
や、躾って大事ですよほんと。
ここまで傍若無人に成長するのも、逆に難しいんじゃないでしょうか。
ある意味奇跡的です。
そんな奇跡、まったく要りませんけど。

神経をすり減らし、胃痛と闘いながら二十二才の箱入り息子に仕える悠介。
そこに乱入してくる、天真爛漫なスチャラカラリパッパなのーてんき男が、悠介の弟の賢司です。

カップリングとしては賢司→悠介→聖也の順番になります。


外の世界を見るなり、乾いた砂が水を吸うように常識とか世の中について学習していった聖也は、二人の教育係に「大人の遊び」も教授内容に取り入れるように指示。 ……性教育ってこういうもん?
こんなシチュで受ける、つーか実践込みの夜の教育ってお給料貰ってやることなんか!?

ぐるぐるしている内に、話はどんどん進みます。
実は賢司は、ずっと自分にだけ感情をむき出しにしてくる兄・悠介が好きだった。
聖也は自分の奴隷が二人できてご満悦、二人に恋したから二人で教育しろと当然のように要求。
悠介は聖也がいつの間にか好きになっており、賢司に嫉妬……。
かくして男ばっかりのサンドイッチが完成と相成ったわけでございます。

素晴らしくカオスです。


しかも、エ口いんですよ。

「お前は、素晴らしい教育係だ…蔵野っ」←乳首を吸われながら。

「ありがとうございます、ご主人様」←咥えながらも大真面目に答える奴隷。

「僕が命じたら、いつでも僕に、性教育を施せ…っ」←どこのAV男優だ。


過去のトラウマを克服してこーいったあれこれに嫌悪感が無くなったのはとても良いことだとは思うんですが、何事にも節度があるということも、追々学んでいけたら良いんじゃないかなーと老婆心ながら思うのでした。

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