陸王 リインカーネーション陸王 リインカーネーション
木根 ヲサム

新書館 2009-01-10
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ボーイズラブ・レビュー


元々大好きな作家さんではありました。
彼女の作品は、ほぼ全て読んでいます。
青の軌跡シリーズとか、めっちゃ好きです。

で、この度デビュー作が文庫お目見えと言うことで、大喜びでお買い上げしたわけですが。


ああもうどうしてくれようか!?


あかん、萌え死ねる。


もう、ツボとかそんなんじゃなくて!
このまま昇天しても良いっ!!

まだ1月だけど、後たかだか三百数十日待ったところでこれ以上の震える萌を味わえるとは思えません。
青のシリーズも完結を待つばかりですが、ここまでグッとくるかなーと。
別ので意味感動しそうですが、このシリーズは。


もういい、今年のNO.1はこの作品でイイ!


横でYが借りて帰る!
とかわめいてますが、ダメ。
あと3回は読み返すのでまだ貸せません。
問答無用で殿堂入りです。


以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。
194X年、東洋の魔都上海。貴族の出である新聞記者折原尚之は、『陸王』という巨大バイクに乗る将校、藤堂克己に命を救われた。『真実の報道』という信念を持って記者をしていた尚之は、ある人物から命を狙われていたのだ。戦争を生業とする藤堂を最初は憎んでいた尚之だが、見かけとのギャップに徐々に心を開いていく。だがたがいの気持ちに気づいた時、もうふたりに残された時間はほんのわずかだった…。久能千明デビュー作大幅加筆完全版。

軍人の物資横流しをすっぱ抜いて上に睨まれ、記事を握りつぶされたあげく死ぬ寸前まで拷問され、親の威光で何とか助け出されるも上海に飛ばされた尚之。
男にしておくにはもったいない美人で、気が強くて腕っ節も強くて、プライドも相当高い手負いの獣みたいな受です。

ただ気が強いだけじゃなくて、実力もある。

上海で宿敵に殺されかかっても、絶対に膝を折らない。
たまたま助けてくれようとした相手が軍人だと言うだけで、生きるか死ぬかという場面なのに一瞬も迷わず断る。
無理矢理助けられて、その軍人の部屋で押し倒されそうになったら本気で舌を噛もうとする。

筋金が10本くらい入っているんじゃないかというくらいの凄まじいプライド
骨の髄まで軍人が嫌いなこの受が、もうたまらん!

そして、その尚之に部屋を与え、つかず離れず、野良猫を手なずけるみたいに距離を置きながらも遠くには行きすぎず、そばにいた藤堂もイイ男過ぎます。
怪物バイク「陸王」を乗りこなす彼は、無骨で不器用ながら戦時中の軍人とは思えないほどの視野と、個人の感情を持った男でした。
しかも、その自分の感情に流されず、最後まで守るべき人たちのことを優先したストイックさと不器用すぎる最後の決意とかもうっ!


少しずつお互いの距離は縮まるけれども、ゆっくり理解を深めるほどの時間は許されていなくて、でも、その時間のなさに背を押されて求め合うたった一度の交わりが、あり得ないほど深くて……。


ほんっとーに。
余韻だけでご飯3杯はいける。


次に出会ったその時代での彼らの脳内Hは激しめでお願いします(←あとがき)、ですって??


先生任せてください!

MY脳内では幸せラブラブな彼らがモザイク満点の大運動会を繰り広げてますからっ!


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