母が奈良検定のために「日出処の天子」を参考書代わりに読み始めた話は先日書きました。


あれから瞬く間に7冊完読して「面白かったわ」とありがたい感想を賜りました。

「今回の奈良検定は聖徳太子が出る気がする!」

という寝言も聞こえてきましたが、それは幻聴だと信じたい今日この頃です。


母はもちろん、リビングや寝室で読書をします。
その間、もちろん本は家族の共有スペースにでんと山積みされます。


母の読書中、私が会社に行っている間に事態は急展開を迎えていたのです。


私が帰宅してリビングのソファで伸びていたら、父が話しかけてきました。
今度はベンチプレスで100キロ越えでもしたのかと思って聞いていたら、

「聖徳太子はすごい人やねんなぁ!」

などと言い出したので、一気に目がさえて跳ね起きてしまいました。

私「ど、どしたん、いきなり」

父「母さんが読んでたマンガ、字の多いマンガやな!」

私「……え。それはまさかとは思うんだけど、そこに積んであるソレのこと?」

父「おう、えらい人やな、聖徳太子は!」


いやもう私は硬直して顔が引きつって大変でした。
お父様、何をお読みになっていらっしゃるとおっしゃいまして?

なんかもう、その、おっしゃる聖徳太子って、美形でホモで超能力者のBL版襲い受太子のことで?? とも言い返せず、曖昧な相づちしか打てないへたれな娘。


こっそり引き上げようにも、割と頑張って読んでいるっぽく、中断させられそうもありません。
仕方ないのでしらんふりを決め込むことにしたのですが、昨日、母が、

「2巻に突入したみたい」

と、あまり聞きたくない報告を耳に入れてくださいました。
え、や、ちょ!?

妹「1巻って、肌色あったっけ?」

母「んー、1巻からわりと剥けてなかった?」

剥けてるとか剥けてないとか、肌色とか肌色とか、そーいう問題なんか!?

母「2巻に入って人の名前も分かるようになって読みやすくなった!って言ってたよ」

なにをかいわんや。

もう私は何も知りません。


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