言い訳をさせていただくならば。
今回に関しては私は悪くない、と思う。

東京から荷物を送ったのですよ自宅に。
いちおう家には「自分で整理するからそのままにしておいてね」と伝えてあったのですが……帰宅したら既に段ボールは解体されていたのです。

「洗濯して荷物分けておいたよ~」


嫌な予感はしたのです。


邪道祭のグッズとか本とかは、祭りバッグに一纏めにされ、リビングに安置されておりました。
そこには、今回の戦利品たる数冊の同人誌とグッズのあれこれがごそっと入っています。


弟はキッチンにいました。
そして帰宅した私にごく普通の口調でのたまいました。


弟「あ、姉さんお帰り。お土産読んでるでー

私「!??

当たり前だが、私が行ったのは原画展とコミケ。
ゲットしたのはグッズと同人のみ。
断じて弟へのお土産など存在しない!

私「読んでるって……なにを?」

聞きたくないけど半分目をそらしつつとりあえず質問してみました。

弟「いや、安全そうなのが1冊入ってたからためしに」

私「安全そうて何!?」(つかためさんで良いから!)

弟「表紙がキラキラして可愛かった


……あれか!!!
邪道祭でゲットしたあの4コマか!
(沖さんのアシスタントさんが描いた仕事場の4コママンガ)

弟「あとのはなんかちょっとヤバそうやったから」


判断基準は男が二人表紙にいるか否か、服を着ているかいないかだったらしいですが、事はそういう問題ではない!


同人誌という時点ですべからく!

一般世界から乖離していて問答無用でヤバイから!!!



いやもうなんか脱力してしまって。
まぁ肌色のお兄さんが二人ベッドで仲良くしているわけではないしいいや、と思って放置しておいたのですよね。
そしたら数日後。


母「キラキラの4コマ本、面白かったわ」


いやもう、なんかもう……行くとこまで行ってしまえばいいかも、とちょっと思いました。

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