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菫の騎士 (SHY NOVELS 205)菫の騎士 (SHY NOVELS 205)
榎田 尤利 ライトグラフII

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ボーイズラブ・レビュー


突然サイト休止&ブログ更新停止でネット露出が無くなったこの作家さん。
いや、日記とかはいいので、発行スケジュールだけは更新してくれたら嬉しです。
この本もうっかり買い逃すところでした。
普段本屋さんに行けないと、新刊とか見逃しが増えて困ります。
車通勤の弊害ですね……。

今回は中世風・乙女チック・ファンタジー・ボーイズラブでした。
妖精さんとか出てきます。
読みながら昔大好きだったピーターパンのティンカーベルを思い出してました。

以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

奪われるのではない。与えるのだ。そして与えられるのだ。 お伽の地と呼ばれる緑豊かなベネボレントの領主・アルヴィンは、ある昼下がり菫の袴で眠る男と出会う。 それは、幼い頃を一緒に過ごした大好きな従弟・ダンテの成長した姿だった。 優しく、可愛らしかったダンテは今では逞しく立派な、けれど何を考えているのかわからない青年へと様変わりしていた・・・ 哀しみと憎しみ、そして勇気と愛の物語、誕生!


妖精が見える理想主義な乙女受は、昔可愛がっていた従弟と再会してそのあまりの変わりっぷりに戸惑います。
一緒に妖精を見ていたあの可愛い坊やは一体どこへ!?
となるわけですが、いや、読んでるこっちも途中まで訳分かんなかったんで、理解できなかったアルは普通だと思います。
攻視点がないだけでこんなに意味不明な攻ができあがるのかと、ちょっと首を捻りましたが……もしかしたらこっちが空気読めてなかったのかも知れません。

まぁどんな理由があっても嫌がる相手に薬盛ってゴー○ン未遂とか、論外の所行ですけども。


妖精がぽんぽんと要所要所で出てきましたが、なんかこれはちょっと……微妙に世界に入り込めず。妖精はいいから攻のバックボーンをもっと露出させてくれぇ!! と思ってました。
攻のトラウマは妖精さんが夢で説明してくれましたとか、それはちょっと。

さんざん、大人げない態度で戸惑う受につっかかって、面倒な説明の大半は信じてもいない妖精さんが済ませてくれました、これまで色々やらかしちゃってゴメン、愛してるよ。

というのが大雑把な流れなんですが……。
いやなんというか、どうも納まりが悪いのかなぁ、力業で最後までまとめました!
見たいな展開だったような。

しかもラストがもう。
ピンチの受を助けに来るところは白馬の王子様よろしく格好良くかっさらっていく、と思いきや。
最後の見せ場は、これまで「そんなのいないし見えないしなんの役にも立たないじゃん!」と馬鹿にしまくってた妖精さんに他力本願です。

「精霊よ、我に力を貸したまえ」

私が妖精ならこんなお願い頭から無視してやる!


森の妖精さんたちは、この攻と一緒にいたアルを守りたかったのよ、と。
たぶん、ここは森の妖精さんが起こしてくれた奇蹟に感動する場面だと思うんですが、心が汚れていて小さい人々が見えない腐女子の涙腺は、枯れ果ててなんの役目も果たしてくれませんでした。


さくさく楽しく読みましたが、なんかちょっと、書き急いでる感じだった気がします。
もっとゆっくりこの中世ファンタジー世界に入り込んで楽しみたかったなぁという印象でした。

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