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ボーイズラブレビュー

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    月を抱いた(夜光花)

    2008年02月24日 clip!

     
    月を抱いた月を抱いた
    夜光花 麻生 海

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    ボーイズラブ・レビュー


    忘れられないボーイズラブその2。

    切ないっつーか重いっつーか……濃い?
    お好みに合わせて希釈して下さいといわんばかりの濃厚さでございました。

    でもこのシリアスさは嫌いではないです。
    最後に救われてるからまぁいいか、と思う部分も多少あります。
    まぁ少なくとも明るくラリパッパなお話ではありませんでした。

    以下ネタバレ妄想注意!



    紹介文です。

    恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。妖しく危ういセンシティブラブロマンス。


    何が重かったって、受が幼い頃犯した(と信じている)罪の内容です。
    なんと、友達の姉を川遊びに誘ったら、そのおねーさんが溺れてしまったのです。
    で、動かなくなった人間は埋めてあげないと!
    ということで、なんと山に運び込んで埋めてしまったという……。

    いやそれ、若干というか激しく法に触れてませんか、という正真正銘のヤバイ過去です。

    そして、その姉の弟に告白され、罪悪感から断り切れず付き合うに至るも、結局耐えきれず逃亡する受。
    いやもうなんか滅茶苦茶です。

    つーかね。
    罪悪感だけで男同士で身体を重ねられるもんなんですか。
    もしそうなら我慢強いにもほどがあるだろ!! と。

    結局のところ、受も攻のことが好きだったんですよね。
    でも、そうと気付いたいない時に告白され、彼の姉のことへの罪悪感から断れずにつきあい始め、自分の気持ちと向き合う余裕もなく色々こんがらがったまま逃げてしまったわけです。

    色々なことが片付くまでに実に4年。
    長いよ……。
    早く勇気を出していれば、あのお姉さんは溺れたのではなく持病の発作でなくなっていて、とっくに埋められた山から掘り出されて埋葬されていて、すべて片付いていたと教えてもらえたんですよね。
    でもまぁ、確かにコレはそう簡単には言い出せないわな。
    最終的に全部が明らかになって読んでるこっちの肩の荷もおりました。
    やれやれです。

    で。
    いろいろ捩れていた感情がようやく解れて、ラブラブハッピーエンドに落ち着くわけですが、このお話、重くてシリアスだけど肌色シーンはきっちり抜かりなく標準装備以上のサービスが提供されておりました。

    バリエーションも豊かで、まず扉絵ではシャワーをかけられつつ風呂場で合体(扉なので当然のようにフルカラー)、中盤、お互い酒に酔った勢いで一発、クライマックス直前、嫉妬に駆られた攻が強○、ラスト、すべてが解決した後で幸せな未来をお互い肌色のまま約束。

    いやいや、ごちそうさまでした。






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    この記事へのコメント
    はじめまして。

    この本は私のBLデビューとなった本です。
    読んで頂けて嬉しいです。
    初めて読んでものすごく衝撃を受けた記憶を思い出しました。
    麻生海さんのイラストも気に入って
    しばらくイラスト買いしていたような気がします。

    あ〜久しぶりに読みたくなりました。
    Posted by まちこ at 2008年02月25日 02:02
    私もこれ読みました。
    が、本当にこういうことってあり得るのか……?とえらく違和感を抱いた記憶があります。

    いや、この作家さんはわりと好きなんですよ。
    シリアスな作風だし、文章もきちんとしてるし。
    うーん、でもなんだか、「いくら何でも事実がどこかから漏れるんじゃね?」と思ってしまったんですよねー。
    そういう違和感抱きつつ一気読みしちゃいましたけど。
    続きが気になって途中で止まらなかったので。

    BLデビューがこんな濃ゆい作品で、そのままはまっていらっしゃる↑のまちこさん、なかなか漢前でいらっしゃる(笑)>横レス失礼します。

    ところで別記事のレスで申し訳ないんですが、未だ日の目を見てない私のおすすめ、ほんっとーに送ってよいですか?
    シャレじゃなく長ったらしいので、書いた自分が一番いやになってくるんですけど(笑)。
    Posted by ほしな at 2008年02月25日 21:30
    >まちこさん
    ずーんと来ましたがしっかり楽しめました!
    というか、これでBLデビューというのもスゴイですよねー。
    麻生海さんのイラスト、私も好きです。
    「逢えるかもしれない」とかも、良い感じだったなーと記憶しています。


    >ほしなさん
    あ、なんかリアルタイムにコメントもらってますね(笑)
    いくらなんでも〜のあたりのリアリティは、まぁ考えない方向で!
    ほら、きっと逃亡して近づきもしなかったから知る機会がなかったんですよ、たぶん(^_^;)

    で、忘れられない〜の一覧(長文 / 笑)、待ってます!
    私は長文読むの好きなんで是非♪
    Posted by アキミ at 2008年02月25日 22:02
    やっぱりこれは濃い作品ですよね!<ほしなさん、アキミさん
    年月が経っても記憶が色あせないので・・・

    このあとやはりイラストに惹かれて
    「プラトニックダンス」(川原つばさ先生&沖麻実也先生)
    の最終巻を買ったのでした。

    買ったはいいけど1巻から読みたくて暫くお預け状態でした。
    町中の本屋を回って全部の本を揃えるのにひと夏かかりました。
    今となっては懐かしい思い出・・・♪

    ↑あ、関係ない内容で申し訳ありません。
     サクっと削除してくださいませ。
    Posted by まちこ at 2008年02月26日 19:48
    >まちこさん
    しっかり濃かったと思います(笑)

    最終巻……辛いところですねー。
    でもプラダンは、リアルタイムで追いかけていたら待つ時間が結構長かったのでそれもきつかったですが(^^;)
    Posted by アキミ at 2008年02月28日 22:50