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獣の妻乞い (リンクスロマンス)獣の妻乞い (リンクスロマンス)
沙野 風結子

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ボーイズラブ・レビュー


なんか……いや、なんつーか。


リンクスは勇者である。


コレは間違いない。
とりあえず、帯のアオリをご覧下さい。

俺とセッ ○ス――交尾、したい?


つまりそういうことです。
まぁその、まさか、ね。
人狼だか人獣だか猟獣だかしらんが、まさか。

四つ足姿のまま致したりなんかは………………。





おお――なんという。


扉絵、扉絵、扉絵っ!!!

肌色一色の少年と毛皮姿のオスが、なんかスゴイ体勢でまぐわってるっ


まぁ、黒くて大きな犬って、その、なんだ。
格好いいですよね。

でも衝撃レベルは獣―ケダモノほどではないです。
(↑は闘犬でしかも合意じゃなくて流血有り観客有りでもう大変でしたし)
この作品は、まぁ合意だし……その、ええと、愛があれば良いんじゃない?
愛があれば種族の差なんて――。

ということで。

ちなみに私は好きですこれ。
まさか再びボーイズラブでリアル獣○を見る日がこようとは思っていませんでしたが。
これもまたよし。
世に出してくれてありがとうリンクスさん。


以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。

通り魔に襲われた高校生の由原尚季は、狩野飛月という男に助けられる。強引な手口により、飛月と一緒に暮らすことになった尚季は、凶暴そうな見た目に反し、無邪気で優しい男に急速に惹かれていく。だが、仕事に行くたび尋常さを失う飛月に、尚季は昼夜を問わず、荒々しく抱かれるようになる。次第に獣じみていく飛月の異変に不安を覚える尚季は、彼が凶悪犯罪者を抹殺するため、秘密裏に造られた「猟獣」だと知り―。


微妙に近未来な設定です。
死刑制度が廃止されて犯罪者がつけあがったんで、法律で裁ききれない連中は遺伝子操作で作り上げた人狼(作中では猟獣)を使ってさっくり片付けてしまおう!
という、国家を上げてのデスノートプロジェクトが立ち上げられたのです。
(国が中二病を煩うとこうなるというあんまりありがたくない未来像ですな)

その猟獣の1人である飛月を偶然拾って助けた高校生が受。
小さい時に助けられて以降、ずっとその少年に恋い焦がれてきた飛月が攻。

力は強くても世間の常識を知らない飛月は、大好きな少年に再会し、

「尚季は、いくらだ?」

「高校生はエ○コーやってて、金の分だけ、払ったヤツのものになってくれるんだろ?」

「尚季が欲しい」

とやってしまいます。
恋い焦がれた相手に、言うに事欠いてエン○ーて。
無邪気すぎるのって時に罪だなぁと思わせてくれる一場面でした。

でもいつの間にかそんな飛月が傍にいることが心地良くなっていく尚季。
いつしか関係を持ってしまう二人。
そして、長続きしない日常――。


人になったり狼になったり、仕事柄ストレスも尋常ではなく、そもそも平均寿命が短い猟獣は、狂ったり人に戻れなくなると容赦なく始末されます。
無理を重ねすぎた飛月は、ほどなく限界を超え、人に戻れなくなり、処分されかけます。


で。
ここで。

誰かの手にかかるならいっそ自分の手で。
と思った尚季。
そして帯のアオリにもなった台詞の出番と相成ったわけでございます。

まぁ、合意(つーか誘ったのは受だし)な分、描写はソフトです。
でもなんか妙に生々しくって、普通にリアルで、しかも場所は森の中だし。
うん、ワイルドだね! という感じ?


でもエ口スでいえば、飛月がおいしそうに尚季の唾液の染みこんだ布を舐めてたりするあたりのほうがアレでしたが。
ほら、犬とか狼って、視覚より嗅覚の方が鋭いので。


トンデモ設定なのに内容はシリアスせつな系(しかも新書二段打ち)という、なかなか珍しい仕上がりのボーイズラブでございました。


作者曰く、

この本での自分クエストは、獣○が苦手な方にでも許容して頂ける獣○を書くこと

だったらしいですが。
いや、その。
失礼ですが、獣○苦手な人は間違いなくあの扉絵見た時点で逃亡確定だと思います。

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