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愛してると言う気はない愛してると言う気はない
英田 サキ

大洋図書 2007-12-26
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ボーイズラブ・レビュー


さよならを言う気はない」の続編に当たる作品です。
でもこれから読んでも大丈夫。
前の話の内容とかすっかり忘れてましたけど、楽しく読めました

腐れ縁のヤクザと探偵が紆余曲折を経てくっつきました。
という前提を頭に叩き込んで読み始めればまったく問題ないです。

そして。
1冊目より2冊目の方が断然! 私の好みでした。
襲い受が1巻より健気というか、可愛くなってます。


以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

三年前に警察をやめ、現在、ひとり「陣内探偵事務所」を経営するしがいない探偵、陣内拓朗には、とびきり特別な恋人がいる。 それは新宿歌舞伎町一帯をシマに暗躍する、美形だが凶暴なヤクザ、天海泰雅だ。 見てくれの繊細さとは裏腹に、東日本最大の暴力団組織紅龍会の直系二次団体組織の幹部であり「周藤の虎」と呼ばれ、恐れられている男だ。 恋人になったとはいえ、足蹴にされ、おまけに最近では陣内の尻に執着を見せつつある。 そんなある日、ひとりの青年である人物の説得を依頼してくるのだが!? 悲しくも愛しいヤクザと探偵のラプソディ!!


相変わらずのどつき漫才を日常的に繰り広げるヤクザと探偵。
だがそこがイイ!

凶暴な襲い受の天海のツンツンツンデレ具合がたまらん!
このツンの果てにちょびっと見えるデレに萌っ!

今回は天海の弟が登場して、末期癌で死にかけの母親にあってくれと言ってきます。
当然、けんもほろろに断る天海ですが、弟は諦めません。
興信所を使って兄の周りを調べ、探偵をやってる恋人の存在を知るとそこに依頼を持ちかけます。
しかし……身辺調査されていることにまったく気づけない探偵ってどうなんでしょう。
そんなのに仕事持ちかけて大丈夫なんですか弟よ。

しかも、天海と愛人関係にあると調査した探偵がそう判断した理由が……

「兄さんが陣内さんの部屋に度々泊まっている事実に加えて、この事務所の前で、兄さんが陣内さんに抱きついてお尻を揉んでいるのを、興信所の人が見てたんだ。」

これが弟の台詞です。
そんな淡々と説明されましても!
いいのか、自分の兄が男に抱きついて相手の尻を揉んでいるところを赤の他人に目撃されても!?

結局、天海は母親に会いますが、そこで改心した母親から謝罪の言葉をきくことはありませんでした。
自己保身にまみれた母親の言葉をきいて、天海はくたばれクソババアと吐き捨てそのまま病室を出て行ってしまいます。

ゴメン、私、普段はツンツンで強くて攻を押し倒しちゃうような受が弱ってるとことかめっちゃ好き
でも何も考えたくなくて、滅茶苦茶にして欲しくて呼び出した我那覇の趣味ではなかったようです。以前は無理矢理縛って天海を頂いた我那覇ですが、弱ってる男に興味はないとばかりに据え膳をスルーして、マッチョな白人と黒人にあげてしまいました。
マッチョ3人にボロぞうきんにされた天海は、シャワーだけ浴びて繁華街の路地で、自分が乱交している間に死んだ母親を思い出して、彼女が好きだったという歌を口ずさみます。ちなみに実在する歌で、甲斐バンドというアーティストの「英雄と悪漢」というアルバムに収録されてるらしいです。

東京の冷たい壁の持たれて 1メートル君は60センチ とてもすてきさ

雨の中、歌を口ずさみながら意識が遠のいていって、そこに陣内が華麗に登場。

「すげぇな。お前の身体には天海探知機でもついてるのか」

「そうだよ。半径10キロ圏内ならどこからだってお前を見つけだせる」


なんかこのやりとりが好きです。
扉絵にもなってます。

この2冊目で、天海は完全に陣内に惚れたんだなーと思いました。
それまでは、好きだったけど全部は預けきってないというか信じてない感じだったと思うんですが、ここにきて丸ごと! です。

英田さんの作品って、個人的には当たりはずれが激しいという印象なんですが、これは文句なしにアタリでした。

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