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ボーイズラブレビュー

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    神官は王を恋い慕う(吉田 珠姫)

    2008年01月03日 clip!

     
    神官は王を恋い慕う神官は王を恋い慕う
    吉田 珠姫

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    ボーイズラブ・レビュー


    お腰の剣の第3弾です。(第1弾第2弾
    引っ張るなーこのシリーズ。

    もう私の中でこの作家さんの印象って、「お腰の剣とワンコの人」で固まっております。
    立派なボーイズラブ界のトンデモ作家さんです。

    虹色の髪を持つ超美形健気神官(男)を、一国の王が口説き落として結婚してしまうという、それって良いんですかー、跡継ぎとかそのへん色々と大変だと思うんですけどほんとに良いんですかーというステキ展開を驀進中の3冊目。
    相変わらず王様しか見えてない一途な神官と、国より惚れた男の方を大事にしてるんじゃないかという王様が繰り広げる、めくるめく暑苦しいファンタジーでございます。

    以下ネタバレ妄想注意!



    紹介文です。

    羅剛王との婚礼の儀を控えた冴紗は悩んでいた。羅剛王は、こんな自分で満足しているのか…と。男でありながら王を護れず、しかも子供も産めぬ。ことあるごとに「おまえは色事にうとい」と言う羅剛のために、冴紗は、せめてもっと房事を学ばなければならないと思い立つ。そんな折、羅剛と冴紗の婚礼で沸き立つ国内の騒ぎに乗じ、隣国が姦計をめぐらせる―。ふたりの婚礼は、無事に執り行われるのか!?

    なんつーか、悩んだ末の結論がずれまくってる気がするのは私だけでしょうか。
    まだ、
    「華奢で非力でも暗器に長ければ王をお守りできる」
    ということで護身術とか習えば良かったのに。
    なんで、「せめて房事を学ばなければ」になるのか。
    せめての意味がわからん。

    だいたいだな、可愛くねだってみろといわれて、
    尊いお腰の剣で冴紗を差し貫いて下さいませ」とか言えちゃうあたり、アンタ相当な手練れですぜ?

    しかしまぁ……シリアス設定のファンタジーで、ついに男の王妃が誕生ですよ。
    男の王妃って!
    字面からして矛盾がいっぱいの表現なんですが、恐ろしいことに国民までもが、

    「髪が虹色なら男の王妃でもOK!」

    と浮かれてるんですからもの凄い世界です。
    (虹色の髪は神様の化身、みたいな信仰のある世界)


    で、母親の墓参りついでに色事の師匠を見つけよう! ということで女装して宮を抜け出した冴紗は、偶然にも娼館のお姉様がたと出会い、あれこれと口で教えてもらうわけです。
    が、その勉強の成果を発揮する前に、国宝である飛竜の卵を盗んだ敵国の男たちに捕らえられてしまいます。

    受けの誘拐はもはやボーイズラブの様式美

    でも今回は本当に誘拐されただけでした。
    この誘拐、お仕置きへの布石としての役割しか果たしていないような気もします。
    冴紗は助け出されたあと、勝手に抜け出してさんざん心配かけて! と王様に怒られて、敵が見ている前で致されてしまうのでした。
    いやー、お熱いことで。

    それにしても王様。
    そのしゃべり方はどうなの。

    「よしよし、すぐにすむからの? 
    あの卑劣な男に、おまえの愛らしいさま、見せてやろうの?」

    なんかやたら、の? とか、のう。とか、エ口親父というかヒヒ爺チックな口調がこそばゆくて仕方ないんです。
    なんか60過ぎのエ口爺言葉にしか聞こえません。
    だってなんか威厳とかないんだもん。
    もっと普通に話せばいいのに、と思ってしまうのでした。






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    正月気分もだいぶ醒めてきた今日この頃ですが、 この小説の中では、いつだって盆と正月が一緒に 来ているようなテンションのようです…… その名は『神官』シリーズ。 1巻目から白目をむいて、なんて恐ろしい子たち!と のけぞってしまうようなキャラたちでしたが、 ...
    『神官は王を恋い慕う』/吉田珠姫(高永ひなこ)【ゲイ&腐男子のBL読書ブログ】at 2008年01月12日 21:54