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うえだ 真由

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ボーイズラブ・レビュー


地味な弁護士シリーズ三部作完結編です。
堅実に3冊できっちりまとまってるなぁという感じ。
安心して楽しく読めたシリーズでした。
地に足のついたボーイズラブです。

表紙も扉絵も、慎ましく二人とも着衣姿でありがたい限り。
まぁちょっとネクタイに手が伸びてますけど、余裕で許容範囲です。

書き下ろし番外では温泉でいちゃいちゃしてますが、くそう、羨ましいじゃないか!
私も年明けて旅行の値段下がってから3泊くらいでまったりどっか行こうかなぁ。


以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

相変わらず貧乏暇なしながら公私ともに充実した日々を送る准己と啓。ある日事務所に、典型的な多重債務者が相談に訪れる。手間ばかりかかり回収の利きそうもない依頼を受けるか否か。言い争いは口論になり、お互い決定的な一言を口にしてしまう。先に惚れた弱みからこれまで常に折れてきた准己だが、今度ばかりは折れたくない。啓の態度も頑なで初めての深刻な喧嘩は予想外に尾を引き…?弁護士シリーズ完結。


最後の締めくくりの案件が多重債務整理って……。
いやあの、ううう……なんでも良いんですけど。
今回はどっちかというと准己(攻)の肩を持ってしまう心の狭い私です。
なにかの間違いで資格取れても、人権派弁護士にはなれそうにないわ。

「だいたい、甘ったれなんだ。定職に就かずに金を借りればどうなるか、子供でもわかりそうなものだけどな。フリーターで金が足りなくなれば、向かう先は消費者金融じゃなくて職安だろ

正しい、アンタは正しいよ准己。
しかもたいして辛辣でもないよ、普通に正論です。
でも世の中の人間全部が正しくまっとうな判断して職安で職を探してそこそこの仕事にありつけるなら、借金まみれの利息地獄に落ちる人間は激減するわけです。
分かっていてもできない人間が多いんです、しっかり弁護してあげて下さい

啓が担当したこの債務整理のせいで意見が対立し、プライベートまでぎくしゃくしてしまう二人。
イイコイイコとベッドで宥めすかしてうやむやにしてしまうには、啓は真面目すぎたのでした。そういう意味では、准己はボーイズラブ界の攻の中では苦労している方だと思います。
でもそこに惚れたんだから仕方ないよね

ちなみに2巻で啓の母親が出てきたことで、もしかして最終巻への修羅場フラグかしらと危惧していたのですが、まったくカミングアウト方向に進む気配はなく、あっさり完結してました。
ホッとしたような、なんかちょっと物足りないような。

ま、言わぬが花とか、沈黙は金とか、先人は偉大かつ実用的な格言を残してくれているわけですから、従っておくのが賢いんでしょう。

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