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陽だまりのキス 陽だまりのキス
真崎 ひかる

笠倉出版社 2007-10
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ボーイズラブ・レビュー


表紙の犬が可愛いのう。
でワンコ買い。
でも本文読むまでこのワンコは雑種だと思っておりました。
シェパードだったのね。
しかしシェパードを日常的に部屋に入れてるって、相当すごいなぁ。
毛が散るだろう、結構長いのが! そりゃ家の人は嫌がるよ!
まだ家に入れるならドーベルの方がましだと思います。
(我が家はボーダーコリーを一時家に入れていて、洗濯物が大惨事でした。
タオルで顔を拭いたら顔が毛だらけという。
ドーベルの時はまだ短毛なのでマシでした……マシと言うだけです)


ちなみに一応ヤクザものでした。
クロスノベルス、2冊中2冊ともヤクザ絡みの新刊って。
極道ボーイズラブブームは続いているんですねー。

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。

ヤクザな家で育った訳アリ次男・英一は、父親に逆らうことに疲れ、すべてを諦めていた。早く成人して窮屈な家から解放されたい―それが彼のささやかな願い。後継者問題で殺伐とした家で、唯一ココロを許せるのは愛犬の武蔵だけだった。他人とかかわらないよう生きてきた英一に手を差し伸べてきた獣医・北原。穏やかに微笑む彼の前では、不思議と素直な気持ちになれた。しかし、不意にされた優しいキスに英一の鼓動は高鳴って…。

ヤクザの跡目争いってもっと殺伐として陰険で凄惨で、銃とかドスとかバンバン出てくるもんだと思ってたんですが。
なんだろう、このほんわかした作風は?
それとも映画の見過ぎ、ヤクザボーイズラブの読み過ぎなんでしょうか。
(でも、萬田の銀ちゃんはほぼすべてチェックしてるけど極道映画はあんまり見てないハズなんです、たぶん。)

跡継ぎ候補が、正妻の子じゃない出来の良い兄と、正妻の子だけどおっとりさんの受なんですが、これって争うが泥沼化する典型パターンなんじゃ!?
どうしよう、受のピンチにワンコが飛び出してきて撃たれて死んだりしたら相当凹む。
と思ってました。
が、そういう出入りっぽことは全く全然起こらず、申し訳程度に受がゴー○ンされかけて、媚薬を盛られたまま攻のところに逃げ込んだり、中途半端な小心者に軽く拉致られて数時間後に無傷で攻とベッドインというイベントがあったくらいです。
あ、あと冒頭でワンコのムサシが誰かに毒盛られて死にかけてました。
たぶんこれが一番大きな事件。

受はヤクザな家に育っていたのでなかなか周りにとけ込めなくて、やっと声を掛けてきてくれた同級生に海外のエ口雑誌見せられてテンパったり、一緒にお弁当食べるようになったり、攻の態度に一喜一憂してみたりと、ものすごくまっとうに青春してます。
まるで普通の学園モノのようなのほほんとした雰囲気がそこかしこに漂っているのです。


え、いや、後継者指名の話は何処に!?


もう途中まですっかり忘れてました。
受も(もしかしたら作者も?)忘れてたんじゃないかなぁ。

というか、です。
跡目争いも良いが、もっと気になるのは、いったい何でこの作品の攻は受のことが好きになって時間を掛けて口説こうと思ったんだ!? ということで。
だって9歳離れてるんですよ。
しかも、受の記憶にはないくらいの接触しかないんですよ。
まさか昔庭で遊んでいた時の姿をぼんやり眺めて惚れたわけでもあるまい。
(もしそうなら100%ショタですよ、あの獣医さん)

なんとなく攻が恋に至る過程の気になる作品でした。

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