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ボーイズラブ・レビュー


1日1冊ペースで読了しましたが、昨日は眠気に負けて寝てしまったので本日まとめて更新です。
読み応えはもうバツグンでした。
(内容のある)新書2段がもっと広まればいいのに……。
新書は1段だと、1行が縦に長くなるので若干読みにくいのですよね。
だからといって行半ばで改行連続、下半分はほとんど白紙とかだと金返せ!ってなりますし。

さて。
4巻で完結する世紀と輪廻を跨いでの恋人達の贖罪
この壮大な設定のお話は、どんな結末になるのか。


以下ネタバレ妄想注意!


第5回。
エスパニアの侵略者×美貌のインカ王族
王族の誇りと敵への行為に葛藤する受に萌。
硬くて脆いガラスみたいな受はすごく良い感じでした。
攻がいい人過ぎたのがちょっと物足りない気がしました。
もっと毒があっても良かったのになー。

金の美しさそれ自体を愛でるタワンティンスーユの民と、金の希少価値にしか目を向けずに略奪したエスパニアの侵略者の対比が、妙に鮮明でした。

これは岩本薫さんかな。


第6回。
江戸時代。おお、初の日本ですよ!!
貧乏御家人×鉄仮面の少年(将軍の継嗣の双子の弟)。
座敷牢に閉じ込められて何も知らない少年を哀れに思い、あれこれ教えてやるうちにいつの間にか少年を愛しく思うようになる幸之助。
親鳥を慕うように幸之助に依存し、また愛した少年。
しかし、少年の正体を知ってしまった幸之助は、口封じの為に殺されてしまうのです。
なんだろう。
ここまでの作品でこれだけ頭一つ分以上ぬきんでている気がします。
耽美でありつつ萌もあり、愛と悲しみは上手い具合にミックスされ……。
水戸黄門と分かりつつ、胸にずーんと来ました。

これは木原音瀬さんかな。


第7回。
またまた舞台は日本。ちょっと時代が進んでます。
子爵令息×博打打ち。
実はこれ、あからさまに年下攻なんですよね……。
関東大震災で親と死に別れた攻を拾って受が育てるのですが。
この状況だけを見たら、絶対に拾われた子供は受ですよ!!
私は(半ば現実逃避気味に)鳥の痣なのに今回はきみ受なのね!
と思い込もうとしていましたが、無駄でした。
ううっ、下克上はちょっとツボ外してるんですよねー。
私の願いを余所に、拾われた子供はいつしか立派な忠実ワンコ攻となり、めでたく上下逆転はならずに相思相愛に。
このカップル、別に悲恋じゃなかったと思うんですが気のせいでしょうか。

これは和泉桂さんかなー。



で、エピローグとlast story。
冒頭ででてきた古美術品ディーラーのセクハラ親父とやんちゃ少年のお話。
砂漠に飛んだ彼らを待っていたのは前世の記憶と贖罪の完遂でした。
千年単位で辛酸を舐めてきたティティも、ここにいたってようやく許され、死者の仲間入りを許されます。
前世から解放されても、やっぱり恋人同士になった二人は、今度こそ幸せになれそうです。
この二人の話に一番萌えました。

断言します。
ほかのどの話の作家さんの予想が間違っていようと、これだけは間違ってない!
この話はひちわゆかさんです。
彼女に違いない!
これが読み間違いだったら私、自分のひちわゆかさんの蔵書全部ドナドナしてもいい。
(違ったら大笑いだけどなー)



まぁ、色々と突っ込みどころはあったけれども(王である親を殺して千年単位で呪われるなら、世の中高貴な罪人の生まれ変わりがゴロゴロいることにならんかとか、あからさまに罰の度合いが少年だけひどくないかとか、神の言葉を偽って千年単位で――以下略)、総括してとても面白かったです。
4日間、萌の海にだいぶしてピンクのモヤををかきわけ、怪しげなオーラを撒き散らしながら読みふけらせて頂きました。

いつか誰かこっそり、誰がどれを書いたか教えてくれないかなぁ……。

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