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僕のあしなが王子様僕のあしなが王子様
河合 ゆりえ

角川書店 2007-05
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ボーイズラブ・レビュー


内容云々以前に、とりあえず三点リーダを…だけで表記するのは止めて欲しい。
……だよ! 一個足りないよ! 表記ミスで赤入れたくなるじゃない! 
ほとんどの箇所が…だったので、ルビーはしばらく読まないうちにデフォルト変えたのか? と思ってしまいました。でもこの前買ったフジミの新刊はちゃんと……だったので、この人だけなんでしょう。
たまにしか…が出てこなかったらそんなに気にならなかったんでしょうが、頻出する三点リーダがほとんど全部…だったので、気になって仕方なかったという。
編集さんは突っ込まなかったのか。突っ込んだけど「こだわりなんです」ということでそのままいったのか。というかそうだとしたらそこ、こだわるとこじゃないだろー。
文章表記の基本ルールは守って欲しいなぁと思うのです。
身体に馴染んでいる表記から外れると、内容に関係ないと分かっていても読む時に引っかかってリズムが崩れるのです。

で、肝心のお話ですが……あしなが王子様って!!
天涯孤独の少年をたぶらかす美青年の図が浮かんで、自分の脳内妄想に萌えて購入したのですが、この少年の実の母親は生きてました。海外に住んでるだけじゃん!

以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。

父親の教え子というハンサムで紳士的な翻訳家・九条雅孝と閑静な洋館で暮らすことになった高校生の征也。雅孝は身寄りのない征也の全てを援助し、溺れるような愛情で甘やかしてくれる。その綿菓子のような甘い生活や、優しく頬を撫でる手のひらに、いつしか征也はそれ以上のものを求めてしまっていて・・・!?恋してはいけない人。雅孝との大切な日々を守るには、この想いは隠し通さなければ――。必死で恋心を抑えていたある日、二人を引き裂くある秘密が判明してしまい・・・!?

父親が事故死して、母親のいる海外で暮らすしかない、でも英語喋れないし日本で合格した高校に通えないし、イギリスなんて行きたくねーよ! と凹んでいた少年につけこんだ少年父の元教え子で美形の金持ち男。
端的に言ってしまえば、昔から気になっていた恩師の子供の弱みにつけ込んで、美味しく頂いてしまうお話……かな。

そんなに殺伐とした話ではなく、むしろ甘々で受は色んな人に溺愛されて暮らしているのですが、ある時驚愕に事実が発覚。
正門から玄関が見えない、12部屋もあって、キッチンは6人並んで料理できるような厨房で、30人も入れるサロン付きの家を古くて小さいと言い放つ攻。彼は実は巨大企業グループの御曹司だったのです!
……財閥の跡取りとかコングロマリットの総帥とか貴族とかアラブの王族とか見慣れたせいか、何で金持ちの跡取りぼんぼんだって事が二人を引き裂く秘密になるんだろう? と感覚の麻痺しまくった疑問符を頭に浮かべてしまう自分がちょっと悲しかったです。

結局、時間だけは多少かかったものの紆余曲折と言うほどのあれこれもなく、攻はお家騒動をきれいさっぱり片付けて、晴れて長年の思い人(男)とゴールイン。
少年母とか攻の身内はOK出してくれたのか!? という外野のツッコミもなんのその、あっさり養子縁組、恩師の墓前で結婚報告までかましてくれたノーテンキカップルなのでした。
少年父、あの世で卒倒してないと良いけどな。


作者は、潤滑油代わりに何を使うかで悩んだそうですが、そこ、悩むとこなんか!?
それにしてもなんで選択肢がクロデットクリーム、ブルーベリージャム、ハチミツなんだろう。 あれだよ、ハチミツなんて、ベトベトのネチャネチャでちょっと気持ち悪いよ。
クロデットクリームとかジャムなんて論外じゃないのか。
素直にヴァージンオイルでも使っときゃいいのに。

と、後書きにどうでもいいツッコミ。


ところでこの作者さん、所々表現が大げさでいくつかツボにはまってしまいました。

「僕を見つめる彼の瞳は、混乱の嵐に呑まれそうな心を導く北極星のようだった」

大ウケ。

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