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軍服の劣情に堕ちて軍服の劣情に堕ちて
バーバラ片桐

ワンツーマガジン社 2007-02
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ボーイズラブ・レビュー


まぁ上半身裸の男が1人だから許容範囲か。
とリアル本屋さんでレジに持っていった本書。
帯をめくったら、実は攻の上着で腰のあたりが隠されていただけで、太腿から下は剥きだしであることが判明しました。もういいけど。
だいたい、冷製に考えたらですね。
目隠しになってた帯のアオリだって、

「私に屈服したら、もっと気持ちよくしてあげますよ」

とか、黒字にピンクで書いてあるんだもん。
私の羞恥心も大したことないですね。


内容は、ええと……総ページの半分以上が肌色シーンでした。


以下ネタバレ妄想注意!

内容には関係なくどーでも良いツッコミですが。
P12の「花房の若さで大佐に昇進して中隊長とは~」のくだりは、単純な誤植というか勘違いですよね……?
中尉からじゃ、死んで二階級特進したってなれないもんなー。
つーか大佐で中隊長ってのがすでにありえん気がするしな……。


紹介文です。
私に屈服したら、もっと気持ちよくしてあげますよ。
華族出身で陸軍きっての美貌の持ち主・花房俊香大尉はスパイ容疑で囚われの身となる。『青い薔薇(ブルーローズ)』というコードネームが花房だと上官の栗原中佐が証言。独房で部下から淫らな拷問を受け、そこにかつての忠実な部下・インテリでどこか影のある牧野中尉がやってくる。花房は助けがきたと喜ぶが、牧野は口を割らせにきたと手錠で拘束し、花房の身体に淫らな拷問を与え陵辱する。花房は屈辱と快感の渦に巻き込まれそうになっていくが…!?


紹介文で言うところの「淫らな拷問」が全体の約半分に渡って続きます。
後書きで作者様は、

「軍服というと、やっぱり軍人の受を独房に入れて、冤罪かぶせて『吐け~!』ってエ口拷問するのが、軍人萌のポイントだと思いませんか? ――(中略)やっぱりそれをしなくてはいけない気がするのです……!」

と述べています。
興奮のあまりか、ちょっと日本語がこんがらがっているのは置くとしてもですな。
しなくてはいけない気がしたからって、冒頭から延々半分ってそれはどうなのか。

個人的には。
独房でのあれこれがメインで、ページ数を割いたわりに、薄味だった気がします。
なんか、攻がひたすら受を可愛がっているようにしか見えないんです。
もっとこう、「下の口はこんなに素直なのに……」という感じでいじめてほしかったなぁ。興奮させるだけさせておいて、手足下半身拘束、口にもギャグ噛ませて一晩放置してみるとか、派手に言葉責めしてみるとか、吐くまで1枚たりとも服着せないとか、ずっと目隠ししてみるとか――……

って、この数行で色々人として大事な何かを捨ててしまった気が。
いやだって。シチュエーションはすっごく好みなんですよー。
なのでもっと凝縮&徹底してやって欲しかったという希望です。
でもイラストには満足。
1枚目で、この受の穿いてるパンツはブリーフなのかビキニなのか軽く妄想して、2枚目で形の良い尻のドアップに萌え……ええと、なかなか目に楽しいイラスト達でございました。


一番の不満はラスト。

いやいや、そこ、再会のシーンじゃないでしょ!!
もうこの世にはいない攻を儚んで、「あの頃のアレは、奴なりの愛だったのか」とかなんとか、切なく回想するところでしょ!

スパイと判明した人間への見張りやら警戒やらはそんな生温いもんじゃないはず!
そんなにあっさり牢破られて脱走されるとか、ないないっ!!
見張りに立ってた歩哨、下手したら軍法会議で有罪。
最悪、スパイの同罪にされて極刑ですよ。

だいたいだ。

たかが3行でスパイ確定の犯罪者逃がしてんじゃねーよ!

受は「びっくりした」とか寝言ほざいてますが、こっちがびっくりしたわ


いやー……ボーイズラブ業界で死にネタはほとんど許してもらえないとはあちこちから聞こえてきてますが。
まさかこんなにテキトーなご都合主義で死にネタ回避されるとは思わなんだ。

切なくなる準備しながらラストに向かって読み進めてたのにこれじゃ詐欺ですがな。

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