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優しい檻優しい檻
椎崎 夕 佐々木 久美子

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ボーイズラブ・レビュー


受が長髪美人だと、それだけでもう買っちゃって良いかも。
と思ってしまうんですねー。
剣心以降、長髪受様は私の萌ツボ率が非常に高いのです。
ボーイズラブでは大量に生息している長髪男ですが、リアルではあまり見かけません。
ついでに言うと、リアルで長髪の似合う男なんか、見たことない。
(いたら写真にとって部屋に飾るわ)

これぞまさに二次元マジック

つーか、

ボーイズラブ・ファンタジーマジック


……活字の海で妄想に溺れて脳内ピンクです。
いいんですもう。仕事も一段落ついたのでそっとしておいて下さい。


以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

「所有物は所有物らしく、潔く諦めるんだな」 ある寒い日、橋本樹は彫刻家・常盤正嗣の工房を訪ねる。樹が秘書を務める山辺泰之のもとへ常盤をつれていくために。だが、山辺の愛人として知られる樹への態度は冷たかった。 まっすぐな瞳で樹を好きだと言ってくれたのはもう遠い過去のことなのだ。 常盤は病床の山辺が自分を後継者に選んだことを知ると、山辺のものは好きにしていいはずだと無理やり樹の身体を奪い、そのまま閉じ込めるように樹を工房に留める。 まるで意思のない人形のように扱われながらも、常盤への気持ちがあの頃から少しも色褪せていないことに気づいた樹は・・・・!?

金にものを言わせてひとりの男を8年も囲ったオッサン。
髪型から口調から所作に至るまで細かく自分好みにカスタマイズして、隠し事は許さず恋愛も禁止――でも身体には手を出さない
愛人に仕立て上げるより屈折してるよオッサン!
どこのエロゲーの真似したんだ?
あぁ、でもエロゲーなら最後までやっちゃうか……。
何にせよ、一本どっかきれてる芸術家だなぁ、と思いました。
(この作品のメインキャラはみんな何らかの形で芸術に関わってる)
このオッサンの変わった道楽のおかげで、今回のカップルは両想いに至るまで実に9年の年月を費やすこととなります。

長いなあ……秋月こおさんのやってら兄ちゃんズのシリーズでももうちょっと短かった気がします。(アレは確か7年くらいだったはず)

攻の「愛故の」ゴー○ンで進みはじめる二人の関係。
もう今更感でいっぱいですが、ボーイズラブ界の攻どもは、愛さえあればなにやっても良いと、まさか本気で思ってるんでしょうかね~? 夫婦間でも無理強いしたら敗訴するこの世の中で!
この作品は半分以上合意みたいなもんだった気もしますが、うち何回かは本気で嫌がってたよー。ファンタジーだからこそ許される恋愛進展の手段です。(しかも最終手段と言うよりは常套手段として頻繁に見られる)
いやよいやよも好きのうちー、が本気でまかり通っている世界です。
まぁ、読む側としも、

「愛があって、最終的に合意に至るという予定調和の元、最後に攻が殊勝に謝れば特に問題ないか」

と倫理的に問題大ありの状態でさらっと流しているのですが、時々ふと我に返って、おやぁ? と思うのですね。


今回の攻・常盤は、のっけから、

所有物は所有物らしく、潔く諦めるんだな

と人権無視も甚だしい発言をかましてくれたので、諦めてお縄につくのはおまえだよ、おまえっ! と思わず突っ込みを入れてしまいました。
だって、両足痛めて満足に逃げられない相手を押さえ込んで致しちゃうんですよー。
その後も軟禁するは無理矢理髪を切らせるわと、傍若無人この上ない振る舞いをしてくれます。この人でなしめ

せつな~いトーンで粛々とお話が展開していくのですが、パーツパーツを冷製に検討すると、結構すごいことやってる作品でした。
でもけっこう好きです。
(最後は受の樹が幸せになれたので)

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