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ロッセリーニ家の息子 略奪者ロッセリーニ家の息子 略奪者
岩本 薫 蓮川 愛

角川書店 2006-09-26
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ボーイズラブ・レビュー


現在、私の部屋には妹チョイスのお勧めボーイズラブが小山をつくっております。
それをぼちぼち制覇中。
これももちろん(妹の愛する蓮川さんのイラストなので山の上の方にあった)その1冊。

それにしても単行本ですよ。
書店員さんが勘違いして一般書籍と一緒に陳列した日には目も当てられませんね。
なにかの間違いで買ってしまった一般の方には気の毒な話かも。
(まぁ、イラストがイラストなのでたぶん大丈夫でしょうけれど)
しかし角川書店……何を考えてボーイズラブを単行本で出したりするんでしょう。
久能千明さんも確か単行本でシリーズもってたはずで、あとフジミも一回、単行本で出ていた記憶があります。
ボーイズラブの単行本って、勝手が違って探しにくいし、紛らわしいし、かさばって収納しにくいし、およそメリットというものが考えつかないんですが、それで売り上げ伸びたりするんでしょうかねー?
ちょっと理解に苦しむわ……。
そういえばウチの社長も誌面がでかけりゃ売れるとか思ってる節がありますが。
(A1はでもホント勘弁して欲しい。お客さんもでかすぎて見にくいと思うし!)

ってすみません、半分愚痴です。
個人的には文庫か新書で、しかも薄いのが好きという話。
その条件を満たしてるのがルビー文庫……最近路線変更でちょっと足が遠のいてますが、一番本棚に優しい文庫本です。小さくて薄い。表紙の紙質が悪いのが玉に瑕。

で、ロッセリーニ家の息子です。
攻はサバンナを駆る黒豹な感じだそうですが、私の中では黒豹は、木の上で寝そべって通りかかる獲物を待ちかまえてるイメージです。やつら豹ってやつは、あんまり走らなさそうに見えて仕方ないんですよー。走る時は走るんでしょうけれど。
サバンナを駆けるのはライオンとかチーターな印象。


以下ネタバレ妄想注意!


紹介文です。

古き良き任侠を重んじる家に生まれながらも、ある理由から跡を継がず平穏に暮らしていた瑛は、ある日、突然目の前に現れた男―マフィアのファミリーの首領であるレオナルド・ロッセリーニによって連れ去られてしまう。理由も教えられず、レオナルドにプライドを踏みにじられながら束縛されて…。しかしこのロッセリーニ家には、極道を嫌い自分を捨てて家を出て行った母との思わぬ繋がりがあると知り―!?

関係ないけど、古き良き時代のヤクザでセーラー服と機関銃を思い出してしまった。
なかなか真面目なヤクザさんも生きにくい世の中なようです。

さて単行本ということで気合いが入っているっぽいこの作品。
カップリングはマフィア×ヤクザ(の息子)
いうなればイタリア×ニッポン
そっかー、イタリアが攻なのか。
何かイタリアってゴージャスな攻が多い気がするなぁ。
お国柄でしょうかね。


さて今回の受くんは……
長く勤めた会社を盾にとられ、ヤクザの慰み者にされそうになる瑛。
そこに颯爽と現れたイタリアンマフィアに、犯される寸前で助けられる瑛。
でも今度は眠らされて、イタリアに拉致られる瑛。
そのイタリアンマフィアのドンにほぼ強姦されるも、その後優しくされているウチにいつの間にか彼のことが好きになってしまう瑛。

……マフィアの抗争に巻きこまれてまた拉致。

拉致監禁強姦、銃撃戦、仲直りH、貴族の館に傅く執事、血族関係のあれこれ等々。


いやあの。

萌要素の福袋じゃないんだから!

とりあえず詰め込めばいいとか思ってんじゃないでしょうねー!?

でも、読ませることは読ませてくれます。
なんというか、普通に面白い。
とりあえずお腹いっぱいだけど、なんというかちっとばかし胸焼けしました。
そして妹共々、蓮川さんイラストに萌。

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