冬コミに合わせて予約を取った執事喫茶・スワロウテイル
池袋乙女ロードにできた、たぶん日本で最初の執事喫茶です。

夏コミの時は予約し損ね、六本木にできた方の執事喫茶に行って、
…………………………………………………………凹
な気分を味わっていたこともあり、ちょっと行くのを躊躇っていたのですが。


ええと、分かりやすい地図を持って行き忘れ、結局軽く迷いました。
アホですね、間違いなく。
しかし、乙女ロードって普通のビジネス街(?)にど~ん! とあるので、周りから浮きまくりです。迷っている最中、知人の勤めている会社のどでかい本社ビルを横目に見ながら歩いていたら、K-BOOKSの看板が突如出現してちょっと呆然。
視線が泳いでしまいました。

なんとか辿りついた執事喫茶。
いや、分かりにくいよ……。
目印小さいよ……。
あの地下への階段、まんだ○けへ続く階段かと思っちゃった。


着いたらすでに何組かのお嬢様がお待ちで、フットマンのおにーさんが予約名簿を片手に一生懸命、予約の名前と並んでいる方々の名前を照合しておられました。
このクソ寒い中あの薄着で風邪ひかないのかしら……。
と思いつつ名前を告げ、待つこと約20分。
いや……予約時間ちょうどに行ったんですけど。
コート着てても寒いよあの階段。

執事喫茶の性質上、お嬢様を出迎え、送り出すというコンセプトを遵守せざるを得ないわけで、どうしても時間がかかるのは分かる、わかります、入る時も出る時も丁寧に対応して頂きましたので十分理解できます。

でもね……とても寒かったのです、待っている間中

待合室みたいなのがあれば良いんでしょうけど、なかなか難しいでしょうし、これに関してはどうしようもないかな、と言う感じです。


お屋敷に入ると、執事とフットマン(執事補佐?みたいな人)が二人でお屋敷の説明をし、コートを預かってくれ、手荷物も持ってくれて、手ぶらのお嬢様を席まで案内してくれます。
下にも置かない扱いは徹底していていっそ清々しいほどなのですが、前と後ろで交互に口を開かれると、どっちを向いていいのか分からないので、もうちょっとそのへん工夫して頂けるとありがたいかも知れないです。
席につくと、ナフキンを広げて膝にかけてくれます。
することがなーんにもありません。
にっこり笑って「ありがとう」ってお礼を言うくらいでしょうか。
そのままテーブル担当のフットマンがメニューを持ってきてくれて、これまた懇切丁寧に説明してくれます。

メニューを開いて何に驚くって、紅茶の種類の多さにです。
紅茶だけで何種類あるのという感じです。
選べなかったので、こんな感じの下さいと適当にリクエストしたら、茶葉の説明と共に選んでくれました。これはありがたい。
あの紅茶、全部覚えるんですかね、あそこで働く執事とフットマン。
たぶんそうなんでしょうけど、だとしたらそれだけで尊敬します。
そしてね、その紅茶がとっても美味しかったのです
実はあんまり期待してなかったのでびっくりしました。
ほどよく味が出ていて香りもしっかりしていて、もう紅茶に関しては大満足。
紅茶の味だけならこの日、ホテルで飲んだのより上でした。
冷めないようにポットカバーをつけてくれているので、最後まで温かい紅茶を頂けたことも良かったです。
あと、なくなりかけると常にすーっとフットマンが近付いてきて注いでくれるので、私は一度もポットに触らなかったのですね。
忙しそうなのによく見てるなーと思いました。
軽食のほうは、ほどほどでした。
紅茶に比べれば、可もなく不可もなし、というところ。
ケーキなどデザート系はどうなのかは、今回は頼まなかったので分からないです。


フットマンに用がある時は、卓上の鈴を優雅に振って鳴らすのですが、これがなんとも気恥ずかしいのです。なかなか楽しいんですけど。

席が、メニューやグラスを収納してある棚に近かったので、ひっきりなしにフットマンが行き来していて、ちょっと落ち着かなかったですが、皆さんきれいに歩かれるので不快ではなかったです。
ときどき、慌てすぎていてドアが閉まりきっていなかったり、別のフットマンにぶつかりそうになる人も見かけましたが……。

ええと、真剣に働いておられるのにすみません。

ぎこちなくも一生懸命頑張る新人フットマン(実際にそうなのかどうかは知りません。脳内妄想のMY設定です、念のため)に


総合:とっても満足。


ただし、優雅な雰囲気を味わいたいなら、ある程度以上のクラスのホテルの方が良い。
席の間隔の取り方や配置、スタッフ、サービスのみに言及するなら、それはむしろ当然かもしれません。


が、しかし。

違うのですよ。
私は優雅な雰囲気を味わう為だけに池袋を彷徨って乙女ロードに呆然としつつ、寒い中20分も待ったわけではないんです。
問題はです。


そこに萌があるか否か


に尽きるのです。
だってこれは喫茶店を丸ごと使った本格的な「ごっこ遊び」なんですから。
その空間を共有する全員が、それぞれの役になりきってこそ楽しめる遊びなのです。

そういう意味で、とても凝った、作り込まれた場所だったと思います。


個人的好みを言えば、もうちょっと年配の執事さんがいらっしゃるとなお良し。
若いフットマンも良いのですが、私の中での執事の王道は、やはり「老紳士」!
なかなか難しそうですが、やはりナイスミドルな執事さんは欲しいなぁと……。

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