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シュミじゃないんだシュミじゃないんだ
三浦 しをん

新書館 2006-10
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直木賞作家のエッセイかぁ、へぇ、どんなのかしら。
この帯のボーイズラブって何かしら、少年の恋……微笑ましいわね。

と思って買った人は読んでひっくり返っちゃうんじゃなかろうか。
まさか男同士の恋愛をテーマにしたあれこれを熱く語りまくっている内容だとは思っていまい……。

もちろん私は確信犯で購入した人です、当たり前ですが。

この作家さんがボーイズラブをこよなく愛しておられることは、Boiled Eggs Onlineに現在不定期連載中のエッセイをずっと読んでいるので知っていたのですが、不覚にもウィングスでこんなエッセイが連載されていたことを寡聞にして知りませんでした。
5年も続いていたというのに! もしかしなくてもファン失格か、私。

とにかく、本にまとまると知って楽天ブックスに注文したら、在庫なしのためキャンセルになります、とメールが来てトホホな思いを致しました。
楽天は新刊の解禁が遅いのが欠点です(その欠点をおぎなって余りあるのが買い物金額がいくらでも送料無料という点。ちなみに新刊解禁が一番早いと思われるのがbk1です)。

仕方ないので、デスノを見に市内に出た時に、ボーイズラブ系の書籍が大変に充実している妹御用達の書店で購入しました。妹は仕事帰りに立ち寄れるため、あの館内の本のジャンル配置をほぼ完璧に把握しているため、迷わず目的のものが見つけられるのです。ありがたや。


さて、本書の内容は、ボーイズラブ漫画の紹介と、ボーイズラブの各ジャンル(?)についての考察と妄想、かな、たぶん。

帯のアオリには、

「ボーイズラブ漫画にまみれた日常。
で、ボーイズラブ漫画って……ナニ!?
新・直木賞作家による、愛してやまぬボーイズラブ漫画についてのエッセイ!!」

とあります。
直木賞って視覚的にすごい威力だなぁ、と思うわけです。
ただしこの本は、直木賞作家が新境地開拓でボーイズラブに首を突っ込んだわけではありません。ボーイズラブ大好きな作家さんが直木賞作家になっちゃった、という順序です。
なので、語りが非常に深いです。
うんうん、あるよそーいうの、分かる分かる。
あー、私もショタは駄目なんだ!!!
と頷きつつ、でも私は近親相姦ホモは大好物なのよ、と所々、己のシュミと照らし合わせてみたり、気になる漫画は前でパソコンを開いている妹に検索してもらったりと、存分に堪能しました。

とはいっても、私のボーイズラブ漫画に関する造詣はほぼ皆無です。
なぜなら最近は特に、ほとんど読まないし買わないから。
というわけで、紹介される漫画の作者名、タイトルはだいたい知っていましたが、読んだことのないものがほとんどで、なぜかとっても焦りました。
「春を抱いていた」そんなに面白いのか!?

私「検索して、春を抱いていた」

指示を飛ばすと、なぜかYahoo!で検索する妹。
アマゾンに行けよ、と思いつつ結果を待っていると、パソコン画面を覗いていた妹が突如、爆笑しはじめました。

妹「姉さん! これ、これっ!! アニメになってるよ!!」

……アニメ化してるのかこの作品。
とぶっ飛びましたが、妹は笑い続けます。
ナニがそんなにおかしいのかと思ったら……。
奴は「ストーリー&場面カット一挙公開」というページを見て腹を抱えていたのです。
台詞に対応する画面がキャプチャーされているのですが、どうも行為に至るあたりを選んでいるようなのですね。

 ■ 画像6:「岩城さん・・・今夜は寝かせてあげられないかも・・・」

 ■ 画像7:「・・・積極的な岩城さんて・・・なんか・・・スゴい・・・」


の画面を見るにいたって私も一緒に笑わせて頂きました。
静止画で見る場面なのかこれは!!


アニメで見るのはちょっとヘヴィーな気がするので、とりあえず漫画を探してみようと思います。ここまで熱烈に推薦されていると気になります。


1冊でもの凄く濃く楽しませてもらいました。
なんか、もっと漫画も読もうと思いました。


巻末には、三浦しをんさん自ら執筆されたというボーイズラブ小説が載っかってます。
……ええい! 

どうせならもっと長いの書いてくれーっ!!

淡々とした掌編なのですが、いかんせん短すぎる……この雰囲気で1冊読みたい!
それこそ本文でおっしゃっていた、

「確立したと思っていた「自分」というものが突き崩されていく人間のさま」

をやって頂きたい。
崩れていく定年前(!)の日本史の先生が見たいよー。

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