ブログネタ
ボーイズラブ に参加中!
愛なら売るほど愛なら売るほど
榎田 尤利 高橋 悠

リブレ出版 2006-10-17
売り上げランキング : 187

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボーイズラブ・レビュー


榎田尤利さんの漫画家シリーズ第3弾です。
なんか雑誌と連動でプレゼントクイズ企画とかやってるみたいなので、興味のある方はどうぞ~。

なんか、彼女の書籍を最近何冊かスルーしてしまっているのですが、読むのは全部読んでます。でも、なんというかこの作家さんの場合、そこそこ読ませて普通、という認識が私の中にはできあがってしまっていて、面白くても、面白かったことに対する感動がなかったりして……。
好きだけどなかなか感想を書く情熱に結びついていなかったりしています。
全部発売日付近に買ってはいるんですけど。

そろそろ、どかんと名作が欲しいなぁとか、ワガママぶっこいてます。
魚住くんを超えて下さい、と切に願っているのです。
間空いても良いので!
(好きな作家さんに遅筆な方が多いので待つのは慣れてる)


で、漫画家シリーズです。
これは私、第1弾の、きみがいなけりゃ息もできないが一番好きなんですが、今回もなかなか良かったです。

エ口シーンがちょっと倒錯的で。


以下ネタバレ妄想注意!

紹介文です。

高らかに愛を謳い、真実の愛を求める彷徨人、その名は麗奈―流行語大賞獲得、社会現象ともなった大ヒットマンガ『愛売る』の作者・泉は、十年ぶりに出席した同窓会で、高校時代から想い続けていた飴屋と再会する。変わらず素敵な彼が自分を覚えていてくれたことに浮かれる泉だったが、「真実の愛なんて興味ないね」という言葉にはちょっぴり傷ついて…。マンガ家シリーズにキャンディ先生登場!鬼担当・橘編とアノ夜の後日談を書き下ろし。

さてさて作家モノの作中作付きでございます。
今回の漫画家は超売れっ子でした。
なんか、ドラマになったりなにしたりで社会現象になってるらしいです。

砂漠で駱駝に乗って真実の愛を探しに旅立つOLの話が。

どんな漫画だよ!!
駱駝と以心伝心した挙げ句に、

――駱駝……ああ、おまえのコブに詰まっているのが、貯蓄栄養の脂肪などではなく、偽りなき愛だったらよかったのに……!

なんて考えてしまう、ちょっと脳みそとろけ気味の女性。
その名も姫女苑麗奈(ひめじょおんれいな)。

なんつーか、本編よりこっちのインパクトの方が、下手したら強いんでないか。
本編は、かなり普通の筋立てだったので……。
十年間片思いしていた同級生と再会して、急速に接近→十年越しの恋が成就。
ですから。

今回は使ったスパイス勝ちという感じでしょうか。

あと、服着たままの寸止めシーンが萌でございました。
そりゃアレだわ、〆切明けの漫画家にそんな激しい運動要求したって途中で眠りこけるに決まってる。睡眠欲は性欲より強いのです。

それにしても、なんででしょーねー。
すっぽんぽんより、服着たままあれこれしてる方がエ口イ気が。
チラリズムというか、見えないところに妄想逞しくなってしまうサガというか。
書き下ろしの読み切りも含めて、イラストはかなりあからさまでした。
あはー、わんわんスタイルだ~、指が、ゆびがぁーっ……という感じです。

私は鬼編集さんと元作家のコンビニ青年(受)のカップリングが萌でした。

    ↓WEB拍手です↓
   web拍手