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ウチの姉妹は、会社ではぶ厚い猫をかぶって隠れ腐女子に徹している腐れ姉妹ですが、自宅ではまったく己の趣味を隠そうとしません。
そもそも、外で猫をかぶるのは割と簡単ですが、寝起きを共にする家族に隠すのってすごく大変な気がするのです。
家の人に隠してる人ってすごいなぁと思うわけです。

で、恥じらいを会社に置き去って帰宅する我々が家で普通に生活した場合、どのような現象が起こるのかというと。


パターン1:弟が読書中の姉妹に遭遇。

弟「アキねーちゃん、何読んでんの?」

私「んー? ホモ」

弟「……」

絶句してテレビの世界に逃亡する弟。
私の場合は一般書籍を読んでいる場合も多いうえ、弟が読めそうなモノは読ませるようにしています。なので本が会話の糸口になりやすいのですが、時々、地雷を踏んでしまうわけです。
これが妹の場合だと、

弟「ねーちゃん、またホモ読んでる」(もはや断定)

と呟き、

妹「おまえもシエル読んでたやん」

とやりこめられてしまいます。


パターン2:無造作にリビングに置かれたボーイズラブを見てしまう弟

弟「これなにー?」

妹「あ、ホモ」

うっかり扉絵を見てしまった弟、大慌てで手を引っ込める羽目に。

弟「もー、こんなとこ置いとかんといてや!」

妹「読んでもええよ」

弟「いらんわ!」

妹「自分で持っていって読んでたくせに」

弟「……」

シエル事件(以前、弟の部屋から妹が購入したはずのボーイズラブ雑誌:CIELが出てきて家庭内が騒然となった)が未だに祟っている弟。
自業自得とはいえちょっと哀れ。


しかし、弟が相手だとそれほど面白いことにはなりません。


パターン3:父が読書中の娘に遭遇

同じ状況で相手が父親だった場合。

父「おう、アキミ、何読んでんねん!」

私「え? ホモ」

父「…………っ、どつきまわすぞボケ!!」

私「んー」(気にせず読んでる)

父「変態かお前は!!」

私「んー」(肯定)

父「何がええねん……!?」

私「男が男に、」

父「やかましい! 言わんでええわっ!」

私「んー」

そして何事もなかったかのように読書続行。
ゴメンとーちゃん。
でも変態だの気持ち悪いだのと連呼して喚く割に、読むのやめろとか言わないので好き。
最近では臭い物には蓋を、ばかりに姉妹がリビングで読書に勤しんでいても首を突っ込んでこなくなりました。人とは学習する生き物なのです。


ちなみに我が家で最強かも知れない母。

私「駄目……さすがにこれはリアル本屋さんでは買えない……」

妹「んー、これはちょっと勇気いるなぁ」

母「買ってきたろか? 10冊くらい」

私「……いいですごめんなさいネットで買います1冊だけ」

調教だか主従だか忘れましたが、表紙絵とアオリがえらいことになってるホモエ口アンソロジーだったと思います。
10冊も買ってどうするんですか母上。

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