BL
★★ボーイズラブ・書評・萌えのブログ★★
ボーイズラブ読みによるボーイズラブ感想ブログ。
妄想まみれの脳みそが紡ぐスチャラカ・
ボーイズラブレビュー

はじめに
  • ボーイズラブとは  これ読んでまずいと思ったら迷わず引き返して下さい。
  • サイトマップ ボーイズラブ・ジャンル別記事リンク



  • 犬ほど素敵な商売はない(榎田尤利)

    2006年06月30日 clip!

     
    犬ほど素敵な商売はない犬ほど素敵な商売はない
    榎田 尤利 志水 ゆき

    大洋図書 2006-06-26
    売り上げランキング : 154

    Amazonで詳しく見る
    by G-Tools

    ボーイズラブ・レビュー


    こ、これは。
    なんというか……。

    はまったというかはめられたというか、超ツボ、萌MAXというか。

    いやー、犬っていいですよね。
    我が家でも二頭飼っていますが、もうメロメロです。
    ボルゾイ、いっぺん飼ってみたい気もしますが、恐ろしく手間がかかる上、体型が独特なので股関節系の病気にも気をつけてあげないといけないし。

    何よりボルゾイの散歩なんて優雅にワンピース着て日傘でも差していなきゃ出来る気がしないのですよ。
    ジーパンTシャツとかで散歩していた日には、

    「あら、お手伝いさんに散歩してもらっているのかしら?」

    と思われかねません。
    (※私が勝手にそう思われるんじゃないかと思ってるだけです)

    それくらい私のなかでは高貴なイメージがあるお犬様なのです。

    今回の受はボルゾイです。
    作中、人間として登場するシーンより、明らかに犬として躾られたりあれこれしたりされたりしているシーンの方が多いです。
    ボルゾイ似の青年に首輪つけて躾る……。

    いや、うん、犬ってイイですよね!!


    以下ネタバレ妄想注意!



    紹介文です。

    悪い子だ。発情してしまったのか? 自覚のあるろくでなし・三浦倖夫は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ「Pet Lovers」から「犬」として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖夫を待っていたのは厳格な主人轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱・・・次第に深みにはまっていくふたりだったが!?


    悪い子だ、発情してしまったのか?
    わーい、台詞がエ口イですよ轡田さん!

    今回のお話は犬とか躾るとかばんばん出てきますが、SM度はゼロ。
    主従と言えば主従ですが、結局最終的には主従関係は解消されるので、このカテゴライズもしっくり来ず……妥当かなぁと思えたのがせつな系でした。

    思うさま愛情を誰かに注ぐことによって孤独を埋めたかった攻男が、愛情に飢えきっていた中味空っぽ受男を金で買って、いつの間にかお互い深みにはまり抜けられなくなっていくお話です。

    上手く凹凸が噛み合ったカップルというかなんというか。
    色んな意味で相性抜群のお二人でございます。

    真面目な話、良かったところはと聞かれたら延々語ってしまいそうなので止めておきます。何しろ私は明日も仕事があるので。上司に、ボーイズラブの感想を書きすぎて寝不足のため原稿に集中できません、申し訳ありません、ちょっと車で寝てきてもいいですか? とは言えません。なので、とにかく個人的に大好きです、と断言するに留めておきます。


    で。
    同時に思ったのが、

    これこそ小説でしか書けないボーイズラブだよな。

    ということ。


    だってですよ。
    冷静に考えて下さいね?

    いくら美青年でも、半裸で四つん這いになって、ボール拾いとかさせられてたり新聞銜えて持っていって褒められたり、床に置かれた皿に直接口を付けて水を飲んでいたら、相当滑稽です。

    もちろん、SMメインだったりギャグ混じりならビジュアルにしても良いかも知れないのですが……これは私のなかではギャグでもSMでもなく「せつな系」なのです。

    文字でストーリーを追いかけつつ、脳内展開されるビジュアルのあまり見たくない部分は適当にぼかしを掛け、都合の良い部分だけを拡大表示して萌えるから、たとえ受け青年が四つん這いでボール銜えて走っていても「せつな系」なのです。

    もしこの作品がコミックになったら……って、この作家さんの場合あり得ない話じゃないんですが……恐ろしく作画担当者の演出能力が問われることになりそうです。半端な絵や構成じゃ、原作の雰囲気を損なってしまうでしょう。誰かに挑戦してみて欲しい気持ち半分、そっとしておいて欲しい気持ち半分と言ったところです。

    この作品を読みながら、やっぱり漫画より小説が好き、と思ったのでした。






    この記事へのトラックバックURL

    http://trackback.blogsys.jp/livedoor/blove/50215882
    この記事へのトラックバック
    犬ほど素敵な商売はない 榎田尤利著。SHY NOVELS。   犬です。   犬といってもSMでもないし奴隷調教ものでもありません。 人間犬、ペットとして飼い主に飼われる。 セックスが介在しない分、その異様さが際立ちます。   飼い主の言うこ....
    犬ほど素敵な商売はない【桃の楽園】at 2006年07月01日 18:12
    この記事へのコメント
    こんにちは、アキミさん。

    TBさせていただきました。

    このお話「切な系」ですか。
    そう言われればそうですね。
    倖生の犬としての「飼い主に愛されたい」という忠誠ぶりに切なくなる場面が多かったです。
    やっぱり、映像としては異様ですよね。
    四足ホルゾイ美青年(笑)。
    ラストは相性ピッタリのラブラブカップル成立。
    人間同士の愛になってよかったと思いました。
    人間と犬のままなら、『獣姦』でしょうか?

    Posted by at 2006年07月01日 18:21
    >桃さん
    こんにちは、TBありがとうございました!

    せつな系だと思いました……。
    コミックでこのお話がせつな系のままなら、そのコミック担当作家さんは凄いです。

    気分は獣姦(笑)
    いやでも、見た目は人間ですからね(^_^;)
    2人が言葉を介してコミュニケーションが取れるようになって良かったと思います。
    Posted by アキミ at 2006年07月02日 15:42
    こんばんは。
    私もこれは「せつな系」だと思います。
    雨に打たれながらもその場を動かず、高熱を出して気を失ってしまうユキが、なんとも言えず憐れというか健気というか。
    恋愛関係は依存を多分に含むものなので、それを「犬」の設定と絡めた辺りは、さすがうまいなぁ〜と思いました。
    あと、お散歩で立ち寄ったカフェで、轡田の手からカナッペを食べるシーンがなんだかとっても好きで・・・(/ω\)
    ラブラブやなぁと、ほっこりしてしまいました。

    Posted by ヒナタ at 2006年07月15日 00:00
    >ヒナタさん
    ですよね!
    せつな系ですよね!!
    健気に過ぎますよユキちゃん。
    すばらしくツボなラブラブカップルでございました♪
    Posted by アキミ at 2006年07月17日 17:33
    マンガだったら・・・、という話読んで思わず笑ってしまいました。
    実際ソコを狙ったんだと思いますが、調教モノギャグを呼んだことがあるんです。
    裏表紙は犬の受け(もちろん裸)が攻めと楽しそうに
    お外を駆け回っていました。(もちろん四つんばい。)
    思わず買ってしまいましたよw
    爆笑しましたが・・・

    ・・・萌えませんでした・・・・・・。
    Posted by カナ at 2006年07月22日 18:05
    >カナさん
    やっぱりギャグになりますよねぇ……。
    萌えませんよねぇ…。
    この作品に関してはビジュアルかは止めた方が良いと心から思うのでした(笑)
    Posted by アキミ at 2006年07月23日 19:16