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龍を飼う男龍を飼う男
ふゆの 仁子 奈良 千春

竹書房 2005-09-24
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ボーイズラブ・レビュー


……この作家さんの裏表紙は呪われているとしか思えん。
(それともこのレーベルがみんなそうなのかしら)
中扉のイラストがそのまま裏表紙に使われているので、表紙より肌色率が高いのです。
前回は妹でしたが、今回は私が本屋さんのレジの前で硬直する羽目になりました。
ゴメンねレジ打ちのにーちゃん。
でも私も顔から火が出るかと思ったのです。
やっぱり本屋でボーイズラブ購入とか慣れないことはするもんじゃないです。
(作家さんによっては必ず本屋さんで買っていますが、幸い、それほどぶっ飛んだ表紙じゃないので……ライトノベル感覚で買えるのです)

さて内容ですが。
いやー相変わらず、すーっと読ませてくれる作品です。
でも満足度は、関連作品である「駆け引きはベッドの上で」の方が高かったです。
恐らく面白さは同程度だったと思うのですが、私の個人的な期待度が、この「龍を飼う男」のほうが高かったので、期待を裏切られたという意味で読後感の満足度が低めだったのですね。


以下ネタバレ妄想注意!



紹介文です。

高柳は今、一世一代の決心を胸に香港の超高級マンションの前に立っていた。目的の相手は、大学時代の同級生、ティエン・ライ。香港での仕事をマフィアに邪魔され、失敗しそうな高柳は、最後の手段でティエンに交渉を持ちかけに来たのだ。交渉金のない高柳は、自分自身の身体をティエイに売るから、それでマフィアを何とかしてほしいと頼む。必死な高柳に、香港でも有名なマフィアの血を引くティエンは、妖しい取引を持ちかけてきた。「お前の身体だけで報酬が足りない場合は、俺に一生飼われる覚悟はあるか」危険な魅力を放つティエンの目の中に茫然と頷く自分の姿を高柳は見た…。

ええ、ええ。
私がこの紹介文を読んで何を期待したのかって言うとですね。

「お前の身体だけで報酬が足りない場合は、俺に一生飼われる覚悟はあるか」

この攻男の台詞ですよ。
自分の身を差しだして、買ってくれ、と頼んだ男に、じゃあ足りなかったら一生飼うってことで! なんて言ってくれたもんですから。

すわ監禁調教か、SMか、それとも主従に化けるかと思いながら読んでいたんです。
(みんな私のシチュエーション萌ツボです。
なんか人格疑われそうなラインナップですなぁ)

もう飼うって単語を見た瞬間、私の脳内には石黒さんシリーズが浮かんでまして。
久々に突き抜けたボーイズラブが読めるかなー、と期待したわけです。


でもそういう意味では、ごくごく普通でした。
別にSMでもなく攻が鬼畜なこともなく。
そもそも飼う飼われるなんて感じが皆無で、もったいないなぁと不満タラタラ。
人としてどうよ? 
という感想ですが、でももうちょっと派手にやって欲しかったです。
だって、オフィスラブとしても半端なんですよ。
仕事内容が詳しく書き込まれるわけでもなく、主人公が仕事のトラブルで汗水垂らして東奔西走するわけでもなく。
(何しろ仕事で追いつめられた主人公の受青年が冒頭で決意した解決策が自分の身体を売り飛ばして力のある男になんとかしてもらう、ですから……)

どっちかには突き抜けて欲しかったなぁ、と思ったのでした。

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