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御木 宏美

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ボーイズラブ・レビュー


この作家さんの作品を初めて読んだのは、もう6年ほど前になります。
「こいきな男ら」と言うシリーズで、確か美男集団(総ホモ)のデザイン事務所の話だったと思います。いやこれが面白かったのですよ。
しかし、Yが買っていたシリーズで、途中で発刊が滞ったか何かで4冊目あたりから先を読んでいなくて、卒業後、記憶から存在自体が抜け落ちていたのですが、もうこれも完結しているんですねー。

本屋で作家名を見てふと懐かしくなって違うシリーズを3巻まで買ってきました。

いやもう大当たりでしたよ!!

なんて立派なオフィスラブ!


以下ネタバレ妄想注意!





紹介文です。


今井恭章は日本のダイレクト・マーケティング界で最大シェアを誇る外資系企業『ジャクソン・ジャパン』のトップMDだった。そのうえ秀麗な容姿と完璧な経歴。しかし社にはそんな彼が密かな憧れと反発を持つ上司、営業統括本部長・名高剛士がいた。ハーバード首席の辣腕で、おまけにワイルドなハンサム。しかも名高はことあるごとに恭章にちょっかいをかけてくる。仕事で彼に頼るのは絶対に嫌だと思う恭章だったが、担当の商品が他社に流出するという事件が起こり、二人の微妙な関係は…!?働く男のハード・ラブ。


うん。
まずMD(マーチャン・ダイザー)ってなによと。
大丈夫、しっかり作中で説明されております。
色々オフィスラブを読んでいますが、個人的にはトップレベルの面白さだったと思います。岩本薫さんのADコンプレックスもかなりのお気に入りですが、このシリーズはその上を行きます。
スーツでバリバリ働くいい男達。
これに萌えずにいられようか?

傲慢で辣腕家の攻男に負けず嫌いでとびきり優秀な受男。
読み応えありますよ~!!
ちなみにエロシーンも萌えました。

しかも、オフィスラブの醍醐味である仕事内容もやけにリアリティがあります。
それもそのはず、この作者、元MDだったそうで……。
現場を知っている人は強いなーと思いました。
この人の作品、自分で集めようかしら。


ただですね……本のサイズが普通の新書より少し大きめなのに、フォントサイズが標準より小さくてしかも1段組なもので、読みにくいのが玉に瑕です。
2段組にすれば読みやすいのに。
ショコラノベルってそんなに読まないのですが、これが標準仕様なんでしょうか。

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