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ボーイズラブ・レビュー


ピアニストの前の話です。
(読む順番が逆でした)

いや……ピアニストを先に読んでおいて良かったかなと。
こっちを先に読んだらおいしい続編、買ってなかったかも知れません。


以下ネタバレ妄想注意!





紹介文です。


「貴方でなければ駄目なんです」
閑静な住宅街にひっそりと建つ博物館──過去に傷を持つ、元オークショニアの瀬崎嘉信は、そこで家具やおもちゃの修理をしながら静かに暮らしていた。 そんな瀬崎の元に訪れた美並と名乗る青年が、瀬崎に謎の依頼を持ち込んできた。しかし彼はその内容を明らかにする前に、暴漢に襲われ記憶を失ってしまう。出会った時の強さは影もなく、心細さに涙を零す美並に、瀬崎は彼を自分の元に引き取ることにするが…。



どうせなら、瀬崎のオークショニア時代の話がもっと読みたかったです。
話が始まった時点ですでに隠居してるなんて詐欺だ……。
いや、隠居していても良いのですけど、ひっそりと生きているだけにどうも捲いた種が上手に育たなかった感があるのです。
昔の父の友人が持ちかけてきて引き受けていた贋作作りの片棒をかついでいたり、それに巻き込まれた美並が強姦されたあげく記憶喪失になったりと、おいしい設定満載なのに、どうもそれを活かしきれなかった印象でした。

たぶん金額とか億単位で動いていたのでしょうし、もっと派手な陰謀劇だとか瀬崎の葛藤とかがあったほうが盛り上がったんじゃないかと思います。


というか、美並。
記憶喪失前と喪失中で人格変わりすぎですから。
実際、あんなもんなんでしょうかね?
ついでにいうと、記憶が戻った後もはじめの時とは別人のような気がするんですけど。事情が事情だったので仕方ないかとも読めますが、ちょっと極端だったんじゃないかなぁと。


ベースは面白いのですが、どうも物足りなさが残る作品でした。

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