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ボーイズラブレビュー

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    CIEL/邪道 東領元帥の憂鬱<前編>(沖麻実也/川原つばさ)

    2005年12月02日 clip!

     
    B000CEGTW2CIEL (シエル) 01月号 [雑誌]

    角川書店 2005-11-30
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    ボーイズラブ・レビュー


    久々の邪道・コミックバージョンです。
    絵の力はすごい。
    冒頭の建物とか見てると特に思います。
    昔ダ○の大冒険の作画担当の作家さんがコメントで、
    原作に『モンスターの軍団』の1行を見て殺意を思えた
    という感じのがありまして、それを思い出しました。
    文章では1行でも、群れなすモンスターを描くは……。
    小説には小説の苦労があるんでしょうが、絵も大変です。
    それでもやっぱり絵でキャラが動くと迫力がありますねー。

    何より、柢王、桂花がたくさんいるのが私はとっても嬉しい。
    こっちのカップルには並々ならぬ思い入れがあるもので……。


    それにしてもCIEL、ますますポップな表紙になりましたね。
    ロゴがピンクですよ。勘弁して欲しい。


    以下ネタバレ妄想注意!




    あらすじはたぶん単純です。

    偽札事件の解決に奔走する柢王と桂花。
    偽札事件に関わる大物の影がちらほら。
    柢王、桂花側に着きたいのに脅されて敵に回りそうな下っ端兵士が1人。
    (でもよく読んだら班長だった……そこそこ偉いのかな?)

    黒幕が浮上してきた所で待て次回!
    という感じです。


    とりあえず、扉で死ぬほど退屈そうに仕事をしている柢王と、見張り&補佐の副官・桂花がいけてます。柢王の執務姿、似合ってない!!
    仕事している桂花にちょっかいかける柢王の図とかなら簡単に妄想可なんですけど。

    それより、やっぱり絵になるとそれなりの存在感の柢王の兄君二人。
    小説新書版の方で彼らに思うところがある私といたしましては、ちょっと平静ではいられないなぁと。うん、相変わらず可愛げのない顔でした。
    あんまり柢王をいじめないで欲しいものです。

    桂花はやっぱり柢王といるだけで、針のむしろっぽいです。
    ひとりで別種族の群れに混じって暮らすのは大変なストレスだろうなぁと。
    柢王が魔族に混じっていてもたいして違和感ないのに、桂花が天界人に混じっているとものすごく浮くんですよね。それでも柢王の隣を選べる桂花はすごいなぁと思います。

    そして今回の話の核心に関わりそうな空也の視力の低下です。
    目をティアに治して欲しくて柢王に頼む空也。
    桂花をちらっと見つつ苦笑してはぐらかす柢王。
    うーん……複雑な気分です。
    これは、いちいちティアに持っていったらきりがない種類の話ですが、ティアと同期の彼らはごく当たり前に享受している類のことです。
    そのへん、たぶん柢王は微妙に後ろめたいんでしょう。
    桂花はバッサリ切り捨ててる雰囲気ですが。
    このあたりから不協和音が聞こえてきそうですね、後半。

    話が本質に迫るのは後編でしょうから、内容に関しては次の感想に譲るとして。
    今回気になったこと。

    天界の紙幣
    単位と円換算した時の価値が気になる……。聖水って一瓶5千円とかかな、とか。


    ・軍の構成
    これまでほとんど具体的な話が出てこなくて、役職名も、きっちりしたのは「十二元帥」くらいしか記憶になかったので、そっかー12人も元帥がいるんだ、大所帯だなぁと思っていたのですね。それが今回、初めて具体的な数字が出てきました。
    配下数570余名 第十二師団を率いる柢王元帥」「第4班の非番者約70名がほとんど参加」……って、元帥の部下が600人弱なのか!!
    ということは、600×12=約7200名が各領の兵士の総数で。
    各元帥を頂点に1班140名(70名ごとに交代)構成の計4班でローテーションを組んでいるということかな?
    指揮系統が気になる……。まさか元帥麾下600人弱で下士官がいて、士官がいて、士官は尉官・佐官・将官がいて、なんてコトはないはず。
    天界は戦艦だの機関銃があって砲弾だの弾丸だのが飛び交うドンパチはないから、それほど数は必要ないんでしょう。基本は剣や弓で、補助として術と呼ばれる魔法があると。その魔法も王族限定のものが多くて、一般兵士は、人間の世界で言う中世くらいのレベルで斬った張ったをやっていると考えて良さそうです。
    元帥の下は班分けされていて、その班の下にも小隊みたいなかたまりがいくつかあると考えればいいのかな。

    それにしても柢王、アットホームですねー。
    兵士と一緒に訓練してる柢王、めちゃめちゃ楽しそうです。
    彼は東領の最年少元帥。
    南領はもっとすごくて、柢王よりひとつ年下のアシュレイが元帥張ってます。
    元帥の上の位はもうあと「王」くらいですから、軍の最高位です。
    その割にはアシュレイ、単独行動&謹慎が目立ちます
    600人の命を背負ってる自覚が早く生まれると良いですね……。
    周りが甘やかしすぎなんですよ、と桂花も言ってましたが。
    実は桂花みたいな人が一番、アシュレイを成長させるんじゃないかなぁ。
    桂花は教師に向いてると思います。
    (小さい頃から桂花に仕込まれたカイシャンは、実は柢王より大物になるかもと思っていたりして……)

    あとあれだ、柢王。
    同じ地位にある元帥の取り調べはしない、と言うくだりで、そっかーやっぱりそこまでの権限はないよね。裁判かな? 軍法会議かな? 王が直接裁きを下すのかな。
    と思いきや。
    証拠が出たら――斬る

    ってえええええええっ!? 斬るって……いいのか斬っちゃって!?

    アメリカっぽく現行犯で射殺のノリです。
    つーかここで待て次回って……生殺しですか……?







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