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4199003029夢のころ、夢の町で。 毎日晴天!11
菅野 彰 二宮 悦巳

徳間書店 2005-06-25
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ボーイズラブ・レビュー


やっと既刊に追いついた……。
あ、でもまだきみが幸いと~は書いてないですが。もう順番めちゃめちゃです。
(明日晴れてもはどうも感想書けなさそうなのでパス……。
あれも好きなんですが、なんて言っていいのか分からなかった。)

うん、やっぱりこのシリーズ好きです。

エロはほとんど無いけど!


以下ネタバレ妄想注意!





紹介文です。


勇太(ゆうた)が今も大切に持っている、中学入学式の写真。それは、秀(しゅう)と二人で過ごした時間を、懐かしく呼び起こす宝物。大学生の秀に当たり屋として出会った、十歳の岸和田の思い出、養子にしたいと秀が父親の元に通った一年間、そして晴れて勇太を息子に迎え、親子の絆を結んだ四年間の京都時代…。勇太にとって、つらくも鮮やかな幸いの日々を描く、「晴天!」の原点、ついに登場!!


子供に子供が果たして育てられるのかと。
秀もまだ大人になりきれなくて、足りないものを探して足掻いている最中だったのです。
そんな時に、勇太を引き取って暮らし始めて……。
そりゃ、まともに育てられないでしょう。
でも、お互いに足りないものを埋めあったり依存しあったりしながらなんとか歩いて、家族として生きていけるようになるという流れはすごく良い感じです。

というかむしろ突っ込みたいのは、冒頭とエピローグなんですが。
(本編はシリアスすぎて怖いのであまりいじれないです、ヘタレです)

志麻姐さん……。
ホントに、彼女が帰ってきたらどうなるんでしょうね?
物置の整理をしている時に、志麻姐さんの箱が出てきて、それを勇太が蹴っ飛ばしてしまうのですよ。そしたらさあ大変。


とたん、兄弟たちが凍りつく。傍らで秀も小さく凍っていた。

「おまえが死んでくれるのか。俺たちの代わりに」
引きつりながら、真顔で大河が勇太に尋ねる。

「……真弓殺されないことはわかってる。でも1人で生き残りたくなんかない」

「僕は勇太をここに連れてきたかどで殺されるのかな」

(これ、かどじゃなくてとがの誤植なんじゃなかろうか
……調べたらちゃんと載ってました。恥ずかし……。
かど(廉)理由として取り上げる事柄。
とが(咎)罰されるべきおこない。つみ。
ということで同日修正m(__)m



そしてひっくり返った箱から出てきたのは、血の染み付いた白い特効服と警棒
その特効服には愛燦々の文字が刺繍されております。

この惨状を目の当たりにした勇太は呆然と呟くのです。

この女と本気で、結婚しようとしとったよな。二年前」
この血まみれの特効服着とった女と、まともな結婚生活送れると思てたんか。覚えてるで、俺。おまえ言いよったよな」
「……きっと勇太の、いいお母さんになってくれるよ。て。のうのうと。俺全然ちゃうもん想像してたで! 愛燦々て背中にしょったおかんなんて冗談やないわ!!」


私もこんな母さんイヤです……。つーか素で怖いよ……。
その台詞を聞いた弟たちも仰天。

「秀……おまえ、よくもそんなことを。勇太に悪いと思わなかったのか。
人の心はねえのかよ!?


で、話は志麻姐さんが帰ってきたらどうなるか、という所に飛びます。

「あのまま志麻姉がいて真弓と勇太が……なんてことになったら。
ある日音もなく勇太がいなくなるぞ!!」

「俺いややで音ものうおらんようになるなんてそんなん!」

おまえは自分がいなくなる音を聞くことになるだろ。聞けないのはオレたち」

真剣に未来を予測して俯く人々に、秀は焦ります。
が、もちろん一番焦っているのは勇太です。

「どないしてくれんねん秀っ、俺命のカウントダウン始まってしもたがな!!」


「……死体出えへんかったら殺人事件にならへんのやで。音ものうおらんようになるて、そういうことなんやろ。なあ」

勇太の嘆きはもっともですが志麻姐を知っている家族は的確なフォローができません。

「志麻さんもそこまではしないよ……多分もしかしたらきっと。願わくば叶うなら

「限りある日々を、大切にしよ?」

そして微妙な痴話喧嘩が勃発。

「おまえに命かけなあかんのか、俺。そんな話は最初にせえや!」
「なにそれ命かける気ないってこと!?」
おまえは俺が姉貴に殺されてもええんか!?」


エピローグでは明信の恋人、龍ちゃんもまとめて殺されるだろう、毎年橋の上から花投げようね、なんて話が出てきたりします。

もうダメ、腹が捩れる。志麻姐さん……早く出てきて……。
彼女が出てきたら話が長く続きすぎてマンネリとか、そう言う平和な悩みは消し飛びそうです。

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