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ボーイズラブ・レビュー



ひちわゆかさんの新刊ですが、新作ではありません。
以前、ビーボーイから新書で発表されていた作品の文庫化になります。

年下攻。

攻が私のストライクゾーンを微妙にハズしているんですが、それでも十分楽しめました。
(新書時代に一度読んでいたので、懐かしさがこみ上げてきまして)

ちなみに、2冊通して珍しくエ口シーンは控え目でした。


以下ネタバレ妄想注意!!





紹介文です。


自他ともに認める「女たらし」の相原は、
いつでもどこでも愛を囁くアイツ・今田のせいで最近疲れ気味…。



って、紹介、2行で終わってるよ。
まぁたしかに筋自体は単純だったので、これが正解なのかも知れません。
要は、ノンケだった受を攻が熱烈に口説いてモノにするお話です。
……この説明の方が身も蓋もありませんが。

後書きで作者ご本人もおっしゃってますが、この受は彼女の作品では珍しいくらい、男とそういう関係になることに対して悩みまくっています。
そりゃ、普通、もともと性癖がヘテロだった男が男に言い寄られて、ハイそうですかありがとう。なんて受け入れられるわけがないんですが。何で女が好きだったのに男に口説かれてドキドキするんだ? とか、そもそも男同士って時点でおかしいだろ。とか。
なんて正統派な悩みをぶちまけてくれる人なんでしょうか。
ちょっと感動モノです。

そしてもうひとつ特筆すべきは攻・今田の強烈な口説き文句の数々。
ちょっと抜粋してみましょう。


「弘さんに言い寄る男女にいちいち嫉妬していたらキリがありませんよ。
弘さんの美しさ、すばらしさは、世界の至宝……ぼく一人だけのものにしようとするのは、しょせんあの月を、あの太陽を、七つの海を人間だけのものと思いこむ愚かさにも似て等しい。
し、かーし! ぼくこそは、そんな弘さんに愛され愛すべく選び抜かれた、この世界、いや、宇宙でただ一人の男! なにしろぼくと弘さんは、運命の女神の授けた太い愛の鎖でがっちり繋がっているのですからねっっ」

「おお、モン・シェリ……あなたと離れて過ごした地獄のような日々……あなたを思わないことは一瞬とてありませんでした」

「あなたのいない時間は、暗黒にも等しいのです、ぼくの美しい人、もっとお顔を見せて」



うわー、耳が溶ける、鼓膜が溶けて流れてくるー!
こんな調子で延々口説かれちゃうのです。
神経保ちません。焼き切れます。
少なくとも私の軟弱な神経は初めの数行でプッツンです。

リアル男に、真顔でモン・シェリだのディア・マイ・スウィートだのハニィだのマイ・ローズだのと囁かれた日には気が遠くなります。間違いなくそのまま気持ちよくさよならが言えます。
相原さん。よく我慢しましたねー。
しかも落とされてるし。
今田の情熱もたいがい凄いですけど、それで落とされた相原もある意味凄いです。

下手な鉄砲も数打ちゃ当たるってことでしょうか。

とりあえず今だの熱烈口説き文句をフルコースでいただいてみたい方はぜひどうぞ。
私は満腹で苦しくなりましたけど。

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