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ボーイズラブレビュー

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  • キスは大事にさりげなく(崎谷はるひ)

    2005年07月20日 clip!

     
    4044468117キスは大事にさりげなく
    崎谷 はるひ 高永 ひなこ

    角川書店 2005-06-30
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    ボーイズラブ・レビュー



    崎谷はるひさんの作品は、以前「目を閉じればいつかの海」を読んで感想を書いたきりでした。今回は、妹が面白かったよ! と、レポートで死にかけている私に持ってきてくれたのを、100%現実逃避で読んだのでした。
    (卒業かかった講義のレポートの存在を〆切数日前まで忘れていて真っ青になり、すべてを投げ打って書いていました。まだ頭の中を数式が踊ってます。あわや留年かという崖っぷちを、ここ数日さまよっていたのです←アホ)

    朦朧としながら読了して、面白かった。
    と思いまして、提出が無事(?)済んでからゆっくり読みかえしました。

    目を閉じれば〜よりこちらの方が断然私の好みでした。
    ちょっと受の子が19才にしては幼くないか?
    とは思うものの、人物や情景がしっかり描写されていて全体的に完成度が高かったように思います。


    以下ネタバレ妄想注意!







    紹介文です。


    日本画の大家である祖父の死により、
    何もかもを失いかけていた藍は、
    旧財閥系グループの跡取りである志澤に引き取られることに。
    だが身にあまる自分への待遇に、
    却って不安に苛まれた藍は志澤に反発してしまい…。


    天涯孤独になった藍(受)の後見人になった志澤(攻)との恋愛です。
    34歳と19歳……15歳差です。
    これまで見てきた中で最高年齢差が41歳と17歳の24歳差なので、まぁ……許容範囲かな……? とは思うものの19歳の藍がどう見ても19歳に見えないので、下手すりゃ中学生に襲いかかった中年のおじさまという構図が脳内に浮かび上がってくるわけです。
    (24歳差の受様(17歳)は、10代とは思えないしたたかさと色気をお持ちでしたので、あまり気にならなかったのかも。いつの間にか彼の年を大幅に超してしまってなにやら複雑な今日この頃です)

    とにかく、未遂とはいえ強姦まがいの扱いを受けた藍が、
    おじいさん、おじいさん、助けてっ!」
    と叫んだ時なんか、中学生くらいにしか思えずに、哀れみを誘われました。
    思わずこれまで一番頼りにしていた身内を呼んで泣いてしまったあたりがなんとも。

    しかし。いくら世間から隔離されて祖父と二人で暮らしていたからと言って、果たしてあそこまで幼くなれるものなんでしょうか。
    というか、気になったのは、むしろ祖父が亡くなって志澤に引き取られたあとの方が幼く見えてしまうところでしょうか。心細かったのかな? というレベルをちょっと超えてしまった感じはしました。
    でも逆に、その浮世離れした感じが、芸術を扱っているこの作品にマッチしていたのかも知れません。

    とりあえず、面白かったのです。
    志澤さんが余裕無く藍の服を剥いて強姦(未遂)の末、後輩に「なんとかしてやってくれ」といって自分は酒浸ってしまうヘタレ具合もなかなか微笑ましい。
    この後輩君がなかなか良い味を出していまして、むしろ藍は彼とくっついた方が良いのではないかな、と思わされます。少なくとも志澤よりは余裕を持ってお付き合いしてくれそうです。

    個人的には、人里離れた古民家とか、見る人が見れば分かる美術品とか日本画とか、ものすごくツボなのです。ヨーロッパの家とか、日本の古民家とかも大好きなんです。
    (写真集買ってしまうくらい好きです)

    シリーズ1冊目ということで、なんとか二人がくっついてラストでエッチして終わりという、わりと良くあるパターンでしたが、話の半ばで延々タルいセックスシーンが始まって話の流れをぶった切るよりずっとマシです。

    伏線として、なんか次巻以降、藍を嵌めてくれそうな男も出てきていますし、なかなか先が楽しみなシリーズです。
    はまる、というより、続きを見守りたいなーという気分にさせてくれるお話でした。







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    大事にされすぎるのもどうかと思う…(笑)ずっと二人きりで暮らしていた祖父の急死に、一ノ宮藍(いちのみや あい)は途方にくれていた、藍の祖父であり日本画家の一ノ宮清嵐(いちのみや せいらん)が描き溜めた国宝...
    [詞]キスは大事にさりげなく【kotonone::詞の音】at 2005年08月31日 01:10
    この記事へのコメント
    トラックバックありがとうございます。ブログ書いたの初めてなので「なんだトラックバックって!?」と大変困惑しましたが、調べてTB返しという技を使ってみたいと思います。
    ところで内容ですが、私も藍が幼すぎるのでは…?と思いましたが年の差嫌いではないのでもう16歳ぐらいで設定しようかと。当初渋かった(?)志澤がへたれになっていきかわいいので次回も楽しみです。
    Posted by sueshichi at 2005年07月21日 20:18
    >sueshichiさん
    はじめまして。
    コメントありがとうございますm(__)m

    脳内設定16歳くらいで、確かにちょうど良いかも知れないですね。
    (下手したら16歳でも、今の子は相当すれてますが(笑))
    志澤さんもなかなか人間味あふれる青年ですし、
    続きが楽しみなシリーズです。
    Posted by アキミ at 2005年07月22日 19:02
    確かに幼いです!

    しかし、もともと崎谷さんの書く、ベットシーンは少々幼いようなせりふも多いですし・・・。
    主人公かわいいので許すって感じです。

    古い民家とか私も大好きなので、楽しめました。
    Posted by ふに at 2005年07月23日 14:50
    >ふにさん
    確かに主人公可愛かったですよね。
    イラスト効果もたぶんにあったと思いますが……。

    古民家とか、そのあたりの小道具が良い感じで作風にマッチしていると思うので、抵抗なく読めたのもあると思います(笑)
    Posted by アキミ at 2005年07月24日 10:45
    こんばんは〜
    TBありがとうございました
    確かに藍くん幼かったですよね、19歳とは思えないほど(笑)

    アキミさんの言うように弥乃とくっついちゃった方が彼にとっては良かったかもとも思います(笑)
    成熟振りこれからの中で分かるのでしょうか?楽しみです。
    Posted by Jura at 2005年08月31日 01:12
    >Juraさん
    現時点で幼くても良いけれども、ちゃんと成長して下さいねー。
    という気分です(笑)
    だって19才……普通なら大学生とか、専門学校とか、下手したら社会人ですよ。
    しっかり〜と言う感じです。
    逆にどう成長するか楽しみでもありますけど(笑)
    Posted by アキミ at 2005年09月01日 00:35