ダ・ヴィンチを立ち読んできました。
と言うのもなんか、新人賞特集みたいなのをやっていたので、
気になったんですね。

どんな賞が一般的に有望視されているのかが。

まぁ、文学賞寄りの、すばるとか群像とかその辺は、
有名すぎてわざわざ書くほどもないでしょう?
とは思いましたけれど。

最近はライトノベル系の新人賞も、
ちょっとずつ認知されはじめているんですね。
(最後の方に一覧が載っていた)

で、ですよ。

こんなもの作ってる私としましては、
もちろんボーイズラブ系の新人賞が気になるわけです。
つーか、載ってたら買ってデータ更新しようと思ってたんです。
↑白状すると楽しようと思ったんです


でもですね……
載ってなかったのです。
ひとっつも載ってなかったんですよーっ!

まだまだ、歴史も浅いし、小説界全体を俯瞰すれば、
明らかにレベルもまだまだの分野ですけど。



完全黙殺



ですか……。

でも仕方ないかも知れませんね。

だって、今私がデータベース化してる新人賞だけを見ても、
ちゃんと賞金出して募集している賞なんか、
2つしかありませんからね
出版社自体がこの分野にお金掛ける気がないっぽいです。

この先、このジャンルが先細りしていきそうな気がして、
ものすごく心配です。
出版点数自体は増え続けているみたいですが、
個々の作品レベルを見ると、
先行き不安というか暗雲垂れこめる状態というか。

一昔前は、栗本薫さんがこのジャンルの立役者として、
新人育成の役割を果たしておられました。
当時彼女に批評してもらった弟子の何名かは、
立派なボーイズラブ書きになっておられます。

今現在、
本気でこのジャンルの新人を育てようとしている出版社が、
果たしていくつくらい存在するのでしょうか。
それを考えると、ちょっと怖いなーと思います。

だって下手すると、
この先「ボーイズラブ=三流ホモエロ
なんつー状態にもなりかねん! のですよ。

頑張って欲しいものです。

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