![]() | 誓いは小さく囁くように 榎田 尤利 佐々 成美 大洋図書 2005-05-23 売り上げランキング : 36,885 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーイズラブ・レビュー
榎田尤利さんの新刊でした。
ううっ、面白かったよう。
恋情のキズあとと一緒に買ってあったんですが、2冊のあらすじを見てテーマがそっくりなことに遅まきながら気づき、これは……立て続けに読むのはちょっと。
なんといいますか、思いっきり比べてしまいそうで、ちょっと時間をおいてから読むことにしたのでした。
……正解でしたとも。
こっちを後にしてほんとに良かった。
ボーイズラブの王道をひた走る逸品でございました。
以下ネタバレ妄想注意!
紹介文です。
ずっとこの人だけを愛する、そう思える人がもし現れたら?
若宮瑛児はウェディグプロデュース会社を経営しながらも、
永遠の愛なんて端から信じていない結婚悲観主義者だ。
そんな若宮が、ある夜拾った酔っ払いは、
そのウェディングドレスを着た花嫁は必ず幸せになれるというジンクスを持つ、
天才マリエデザイナー智夏だった。
だが、いまの智夏はスランプ中で天才にありがちなことに、
ドレスを作る以外は何も出来ない役立たずの男だった。
最初はいらつくばかりの若宮だったが、
次第に庇護欲が刺激されてきて・・・!?
幸せは幸せを呼ぶ、
読み終えたときそんな幸せな気分になれる1冊です。
幸せな気分を味わいたいあなたにお薦めいたします。
永遠の愛なんてどこに落ちてるの?
といわんばかりの下半身節操なし男だった若宮が、
ある日拾った美形の常識皆無青年に、
知らず惹かれていく……、と言うお話。
ベタと言えばベタですし、
それほどド派手なドタバタ劇があるわけでもないです。
火災事件に妹が巻き込まれて(火の中、自分のために兄が作ってくれたウェディングドレスを取りにいったのです)亡くなって以降、もうドレスは作らない、
と決めてしまっていた智夏(受)が、
トラウマを克服してもう一度ドレスを作るようになるのと、
若宮(攻)が智夏に惹かれているのを自覚するのがほぼ同時。
最後は結婚式の誓いをやってハッピーエンドという、
ロマンチックを地で行くような作品でした。
王道というのは、面白いから何度も使われるのよね。
と、素で納得させられます。
あと、後書きで作者自身も言っておられますが、
料理する攻様ってステキですよね!
ぶつぶつ言いながらも、作るからには完璧を目指し、
邪険にしながらもきっちり相手の好みを把握して調理する。
もうたまらん!
私にも作って。
いやさすがに私がいくら料理苦手だからって、
智夏ほどの惨状にはならないと思うのですが、
誰かに作ってもらう手料理って大好きなのです。
(↑というか作ってやれよ……)
ちょっとした日常の仕草とか行動が、
キャラの人間像を浮き彫りにしてくれます。
智夏は24歳でコピーすらまともに取れない青年で、
料理をさせれば台所は壊滅、
ファーストフードで揚げたポテトは炭……
でもドレスを作らせれば天才的。
若宮は、冷淡になりきれずぶきっちょに気を遣う、
金は大好きだけど、どうにも憎めない料理上手。
いいですねー、親近感湧きます。
私もいっぺんでいいから、
道端で行き倒れてる美青年を拾ってみたい!
それはそれは大事に餌付けしちゃうのになー。
あ、でも手料理食べさせたら箸を置いて逃げられたりして。
料理、練習しておこうかしら。
前作の寡黙な華(あ、まだレビュー書いてないや)とは、
がらりと雰囲気を変えて、ふわふわピンクのお話でした。
どっちも大好き。
最近の榎田尤利さんとは相性が良いみたいです。
でもまぁ……箸休め的な印象は拭えませんが。
人生長いのでゆっくり待ちます。
しっかし相変わらず上手いなぁ。
ずっとこの人だけを愛する、そう思える人がもし現れたら?
若宮瑛児はウェディグプロデュース会社を経営しながらも、
永遠の愛なんて端から信じていない結婚悲観主義者だ。
そんな若宮が、ある夜拾った酔っ払いは、
そのウェディングドレスを着た花嫁は必ず幸せになれるというジンクスを持つ、
天才マリエデザイナー智夏だった。
だが、いまの智夏はスランプ中で天才にありがちなことに、
ドレスを作る以外は何も出来ない役立たずの男だった。
最初はいらつくばかりの若宮だったが、
次第に庇護欲が刺激されてきて・・・!?
幸せは幸せを呼ぶ、
読み終えたときそんな幸せな気分になれる1冊です。
幸せな気分を味わいたいあなたにお薦めいたします。
永遠の愛なんてどこに落ちてるの?
といわんばかりの下半身節操なし男だった若宮が、
ある日拾った美形の常識皆無青年に、
知らず惹かれていく……、と言うお話。
ベタと言えばベタですし、
それほどド派手なドタバタ劇があるわけでもないです。
火災事件に妹が巻き込まれて(火の中、自分のために兄が作ってくれたウェディングドレスを取りにいったのです)亡くなって以降、もうドレスは作らない、
と決めてしまっていた智夏(受)が、
トラウマを克服してもう一度ドレスを作るようになるのと、
若宮(攻)が智夏に惹かれているのを自覚するのがほぼ同時。
最後は結婚式の誓いをやってハッピーエンドという、
ロマンチックを地で行くような作品でした。
王道というのは、面白いから何度も使われるのよね。
と、素で納得させられます。
あと、後書きで作者自身も言っておられますが、
料理する攻様ってステキですよね!
ぶつぶつ言いながらも、作るからには完璧を目指し、
邪険にしながらもきっちり相手の好みを把握して調理する。
もうたまらん!
私にも作って。
いやさすがに私がいくら料理苦手だからって、
智夏ほどの惨状にはならないと思うのですが、
誰かに作ってもらう手料理って大好きなのです。
(↑というか作ってやれよ……)
ちょっとした日常の仕草とか行動が、
キャラの人間像を浮き彫りにしてくれます。
智夏は24歳でコピーすらまともに取れない青年で、
料理をさせれば台所は壊滅、
ファーストフードで揚げたポテトは炭……
でもドレスを作らせれば天才的。
若宮は、冷淡になりきれずぶきっちょに気を遣う、
金は大好きだけど、どうにも憎めない料理上手。
いいですねー、親近感湧きます。
私もいっぺんでいいから、
道端で行き倒れてる美青年を拾ってみたい!
それはそれは大事に餌付けしちゃうのになー。
あ、でも手料理食べさせたら箸を置いて逃げられたりして。
料理、練習しておこうかしら。
前作の寡黙な華(あ、まだレビュー書いてないや)とは、
がらりと雰囲気を変えて、ふわふわピンクのお話でした。
どっちも大好き。
最近の榎田尤利さんとは相性が良いみたいです。
でもまぁ……箸休め的な印象は拭えませんが。
人生長いのでゆっくり待ちます。
しっかし相変わらず上手いなぁ。
↓WEB拍手です↓
アキミ
トラックバックありがとうございます。
この新刊は〜王道の一冊ですね(笑)
改めてトラックバックさせていただきますのでまずはご挨拶まで。