「超」整理法情報検索と発想の新システムと言う本があるのを、
ご存じでしょうか。
まぁ要はモノの整理の方法を語っている本なんですが、
一時、ありえんくらい売れてましたよね。
私は、整理整頓とかほとんどまったく興味なかったので、
世間の流行を横目に、山なす本と手を繋いでマイペースを貫いておりました。

しかし先日、塾で使ってる問題集に、
この「超」整理法情報検索と発想の新システムが、
出てたんですよ問題文として。

で、非常に興味深い一節があったのです。

以下引用。

『地価が高い日本では、本がスペースを占拠するコストは、馬鹿にならないほど高い。単純なコストの比較からしても、必要な都度買う方が安い場合が多い(それどころか、実際には、持っていると分かっていても、探すのが面倒なので買うことがしばしばある)。
 ――中略 糸川英夫氏は、辞書でさえ、一回引いたら捨てればよいとしている。』


はい、太字に注目!

持っていると分かっていても、

探すのが面倒なので買うことがしばしばある



お説ごもっとも!
と言うのも私は今、ボーイズラブ古典特集のために、
せっせと古いボーイズラブの在処を思い出そうとしているんですが、
なにぶん埃をかぶったおんぼろ脳みその仕事なので、
作業は遅々としてなかなか進みません。

師匠に指摘されて思い出したBRONZEも、初期の「絶愛」と、
最新刊3冊がどこにあるのか分かりません。
本の海に埋もれて遭難してしまったのです。

私は思ってました。
この山のような本を、しかも本棚は下手したら三重だし、
ベッドの下にもぎっしりだしあちこち出張してるぶんもあるし、
最悪、間違えて売り飛ばした可能性も完全には否定できません。

頭の中を、先ほどのフレーズがリフレインします。


持っていると分かっていても、
探すのが面倒なので買うことがしばしばある



そーだよそのとーりだよ!!
探す時間を考えると買った方が安いよきっと
だって時給800円で2時間で出てきたとしても1600円。
でも2時間で出てくる可能性の方が低いことを思うと、
軽く2000円以上の時間が無駄になるわけです。
しかもこれで出てこなかったらタダ働きですよ

というわけで。



今日たまたま古本屋でまとめて発見できたので、
これも何かの縁かと思いまとめて買って参りました。
合計1500円也

ま、また出てきたらだぶったぶんは売ればいいと言うことで。





追伸。
流行に乗っかってルチル文庫の新刊1冊と、
榎田尤利さんの最新刊を買ってきました♪
余裕があれば今日まとめてレビューUPします。

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