「現実世界におけるボーイズラブの影響」の続きです。

他の人が分からない人間をこっそり妄想のネタにして遊ぶのは、
いちおう許容範囲だけど、
不特定多数のファンを擁する人々を相手に妄想して、
その戦果を曝す時には、相応の気配りが必要になるかと思われます。

とりあえず、我々ボーイズラブをこよなく愛する種類の腐女子は、
世間的に見て相当、少数派であることを自覚しないといけません。
(最近はだいぶ増えてきているみたいではありますが)


たとえその妄想相手が芸能界の生モノだろーが、
2次元世界の超絶美形少年だろうが、扱いには注意を要します。


私は、こうやってボーイズラブ小説のレビューを嬉々として書いています。
これは、もともとその小説の作者が、
「ボーイズラブ」を好きな人を読者に想定して書いた小説対象なので、
そこの主人公たちが男同士でキスしようがセックスしようが、
まったくもって無問題なわけです。

たとえ何かの間違いで一般人が手に取ってしまったり、
こーいう系統の書評ブログで手違いを起こして「続きを読む」を
クリックしてしまい、
「げっ、えらいモン見てしもた!」
と頭を抱えても、まぁ、言ってしまえばそれだけです。
ちょっと寒気がして、あさっての方向に意識を飛ばし、
数分後には「なかったことにしよう」と脳内抹消。

犬に噛まれたとでも思えばあきらめがつくはずです。たぶん。


しかし!
(以下、ボーイズラブがダメ!という人には不快な表現があると思われます)







しかしですよ?
自分が好きな人(彼氏という意味ではなく、
下手したらリアル彼氏より思い入れが深かったりする人)や、
発売日数日前からでも本屋をうろついて新刊をGETすべく動くような、
お気に入りの小説やマンガに登場する愛しのキャラクターたちが、
どこの馬の骨とも知れぬ連中の手によって、
好き勝手に弄ばれていたらどうでしょう?

犬に噛まれた。
では済みません。間違いなく無理です。

なぜなら、見も知らぬ人々や、なんの思い入れもないあかの他人が、
どこかの誰かにホモにされるのと、
自分が愛しちゃってる人やキャラクターをホモにされるのとは、
次元が違う話なのですから。

まず、一般人のファンがそーいうものを目にしてしまった場合、
私の大好きな○○様が汚されたと思います。
もう、自分の恋人が男に強姦されたような気分です(たぶん)

物語では、ヒロインとハッピーゴールインをすることが運命付けられている、
美形の主人公が、なんかライバルのハズの男を相手にいちゃいちゃして、
あげく目が覚めたら裸でベッドに……
なんつー小説やマンガの同人誌を、なんの心構えもなく、
webサイトで見つけてしまったとしたら。

免疫なかったらとりあえず気が遠くなって卒倒します。
そして意識が戻ったあと、私の愛しの○○に、
あーんなことやこーんなことをしたサイト管理人に対する怒りが爆発。

しかし。この怒りは正当なものです。

webサイトで何を発表しようが書き散らそうが私の勝手。
見たくなければ見なければいいのよ、ふんふん!
というのも一理あるのですが、
ボーイズラブを意図せずまったく別の単語から検索して、
そーいうサイトにたどり着く不幸な人がいることにも、
意識を残しておくべきだと思うのです。


ボーイズラブ界以外の有名人を相手に妄想する時は、
生モノ、二次元を問わずに、

・検索よけを100%完璧に施す。
・各ページに良く分かるように注意書きを入れる。


くらいのことはしておかないといけません。
TOPページから行儀良くやってくる訪問者ばかりではないのです。

もちろん、裏ページなんかは特にそう。
試しにYahoo!とかGoogleで「裏ページ」
と入力してくぐってみましょう。
泣きそうなくらい山ほど引っかかってきます。
気をつけましょう。

特にブログなんかは、トラックバックとかあるので、
かなり注意が必要になると思います。
ブログ特有の怖さですね……。
私はいちおう、「以下ネタバレ妄想注意」とか、
毎回入れるようにしたりはしてます。
あと、ブログの個別記事にもメニューを入れたりとか。
でも駄目な時はダメなんでしょうね。
間違ってこのブログ読んじゃった!という人はごめんなさい。




……と力説しながらも、すみません、
このブログでデスノートのL×月とか、
やりたくて仕方がありません。
でももしやる時は、
めちゃめちゃ目立つように注意書きとか書きますから。
笑って許して!

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